ビジネス実用書の中で専門書っていうのがあります。
専門家が専門家に教える本です。

 

専門書って高いイメージありますよね。
なぜ専門性が高いかっていうお話をしたいと思います。

 

専門書は難しい事、すごい事が書いているから高いわけではありません。
だって難しいことをビッシリ書こうと制作コストはインク代と紙代だけだから。

 

じゃあなぜ高いかっていうと専門書は500冊から1000冊ぐらいしか刷りません。

 

なぜかというとSの人がAやBに売るわけだから
その人たちが買ったとしてもここの網の部分が少ないわけです。

 

つまり最初から買う人が限られています。
ただたくさん刷っても売れないってことが分かっています。

 

全員買っても何人買うか決まってるいんですね。
そうすると政策コストを5,000円とか1万円にしないと合いません。

 

なぜ普通の本が1,500百円で売れるかと言うと
最初から桁が違うのですよ。

 

5000部くらい刷るわけですよ。

 

ビジネス書って
だから1,650円っていうコストで出来ます。

 

ビジネスは安くたくさん売るのか高く少量を売るしかないわけですよ。

 

ビジネスで儲かるには専門書は最初から高く売らないと合いません。
500冊とか下手すると300百冊とか。

 

ここは皆さん間違えているのは専門書がすごい事が書いてあるから高いと思ってますけど違います。
冊数が少ないから。

 

僕らは専門書は書かないでくださいと言っています。
なぜかというと専門家が専門家に本を書いたとしてもお客になりません。

 

客はどこにいるかというと外にいるわけですよね。

 

例えば僕のお客さんは本を書いたことがない人です。
弁護士のお客さんは弁護士じゃないですよね。

 

弁護士が必要な人は非弁護士。
経営者とか離婚を考えている人とかだけど
弁護士が弁護士の本を書いたら権威はつくけれどお金にならない。

 

弁護士が法律改正に関する本を書きますよね。

 

新しい最新版って読むのは誰ですか?
素人は読みませんよね。

 

弁護士か弁護士事務所の人が読みます。

 

「誰でもできる交渉術」とか「離婚で1円でも多くお金を取る本」みたいなのは
三角形の外の部分の人が読みます。

 

今ここに書いてある本の先生はとても分かりやすく教えてくれそうだから
この人に一回問い合わせみようかなとなるわけです。

 

つまり我々はここに向けて書かなきゃダメだということです。

 

そうすると本がブーメランのようにお客様を連れて帰ってきてくれるということです。

 

専門書を書いてもライバルを増やすだけ。
もちろんそれは大事ですよ。

 

大事だけどお客様を連れてきてほしい
いわゆるマーケティングの観点からすると
一般書、ビジネス実用書、基本書を書いてお客様を外から連れてくる。

 

そうすると自分が業界の中でトップじゃなくても本が書けて
なおかつお客様を掴めるって話です。

 

これはすごく大事なので覚えてください。