■質問者
松尾先生!
「ウチの会社にいい人材が集まりません」という方から質問が来ました
採用力をアップするための方法はありますか?

■松尾先生
これもやはり本を書くことです。

■質問者
本がどのように採用に結びつくのですか?

■松尾先生
まず大前提として上場しているような大きい会社や有名企業は社長の顔が見えなくてもよいわけです。
例えば三菱UFJ銀行の社長が誰かといわれても名前は出てきませんよね?

■質問者
出てきませんね。

■松尾先生
ですが、小さな会社はある意味社長が会社の顔なのです。
かつてITバブルがありました。
ライブドアやサイバーエージェントや楽天やソフトバンクが出始めた頃は社長の顔が見えたはずです。

■質問者
見えました。

■松尾先生
社長の顔が見えたと同時に彼ら全員が本を書いています。

サイバーエージェントの藤田さんも売り出し中の時に
『渋谷で働く社長の告白』という本を幻冬舎から出しました。
サイバーエージェントのトップはこういう社長でこういうミッションと生き様で会社を作ってきたと書きました。

本来なら老舗の銀行や商社に行く人が本を読んでサイバーエージェントに行きたいと考え
結果として優秀な人材が入社したのでしょう。
当時のホリエモンや楽天もそうです。

今でこそ大きい会社になりましたが最初は小さい会社でした。
逆にサラリーマンが本を出して自分の価値を上げ転職市場を勝ち抜くこともあります
私のスクール生に小嶋さんという方がいますが彼は大学に行っていません。

彼は高校卒業後に事情がありお金が必要で当時いわゆるブラック企業で働いていました。
そこで過酷な電話営業をしていましたがお子さんができてここで働いてはいけないと思い転職をしました。
転職をして上場企業の系列会社で働くようになりましたが前職のブラック企業での営業力が役に立ちました。
スキルを浄化させて法令順守をしてパッケージを変えて実践したらトップセールスマンになりました。

それを本にして『ブラック企業の営業術』という本を出しました。
その本は1万部売れましたが出版後に小島さんは2回転職しています。

2回とも営業本を出したトップセールスマンであるという事実を武器に転職をしました。
年収も2倍から3倍になり今は高卒では働けないような立派な企業の管理職をされています。

入社時から経営に携わってほしいといわれており数年後には逆の立場になると思います。
ご本人も大学を出ておらず専門職でもないのに本と営業力を武器に年収が上がりました。
これは出版のおかげだと言っています。

本を出すことは会社側としては採用にすごくいい効果があります。
雇用される側も本を出すことが学歴や資格やキャリアと同等かそれ以上の価値があります。
そのことが今の例で分かると思います。

■質問者
そうですね。
一人当たり採用するのに年収の3割程度の紹介料が転職エージェントにかかりますからね。

■松尾先生
逆に言うと本を読んでその会社の社長に憧れるということですからまさにバイブル商法です。
年収1000万円の人を1本釣りしたら300万円やかかりますが本を読んだ人はファンとして志願してくれます。
やはり採用転職市場の単価を考えると出版はすごい効果があります。
実はそういうことを考慮して優秀な人材を採用したいと考え本を出している社長も多いです。
そういう希望を持って私のスクールに入ってくる社長さんも増えてきました。