スターバックスが日本でテレビCMを打たないわけ
スタバとドトール、マックの違い
ちなみにマクドナルドはテレビCMを打ちまくってます
最近だったら元SMAPのキムタク
木村拓哉さんがちょいマックってやってますよね
なぜテレビCMを打つか
言うまでもないけど効果があるからですよね
そんなこと効果あるに決まってるじゃん
じゃあなんで効果あるのに
スタバ打たないの?って話なんですけど
これは客層の違いなんです

 

客層っていうのは
マクドナルドはどういう人がお客さんかっていうと
お金をあんまり持ってない人なんです
だから低価格路線なんです
ちなみにマックのコーヒーは100円ですよね
スタバのコーヒーっていくらかわかります?
100円じゃないですよ
多分5倍ぐらいはするんですよ
コーヒーだけ比較すると5倍違うんです
これだけで客単価が違いますよね
客単価が違うと客層が違うんです なぜならばお金が払える人と払えない人が分かれるから

 

例えばお金がないファミリー層は回る寿司でしょ
回転寿司
すごくお金持っている人はやっぱり回らない寿司行くんですよ
1人単価2万とかのお寿司屋さんに
別にいいとか悪いとかの話じゃないですよ
住み分けの話です
客層が違うんですよ

 

話戻しますけど
マックはお金がない人が行く
具体的に言うと小さい子どもがいる若いお母さん
あとは年金で暮らしてるお年寄りとか
あとは非正規労働で生活が乱れてて
例えば夜勤やってる人とか

 

スタバはどういう人がいるかっていうと
ホワイトカラー
所謂ネクタイしてるような人
スタバでは食事しに行ってるんじゃなくて
空間なんですよ
ゆっくりお茶を飲んで読書をしたり仕事をしたり商談をしたり

 

マックは女子高生がダベったり
小さい子を遊ばせたり つまりテレビをよく見る層に向けてマックはテレビCMを打ってる
スタバはテレビを見ないからスタバに来るお客さんは
テレビCM打たないんです

 

だから洗剤とか醤油とかテレビCM打つでしょ
あれは主婦向けに
主婦は主な
主な主婦だから
主に家にいる人だから
起業家向けにテレビCMって基本的に打たないんです
起業家向けのテレビCMは例えばワールドビジネスサテライトとか
夜のニュースの時とかそういうのは打つかもしれないですね
日経系とか

 

じゃあスタバどうやって顧客を集めてるかっていうと
ブックマーケティング
ブックマーケティングっていうのは
感動経験でお客様の心をギュッとつかむ! スターバックスの教えとか
スターバックス成功物語とか
スターバックス感動サービスの秘密など
スターバックスって良いですよっていう関連本をゴーストライターに書かせて
これを広告費で出してるんです
所謂広報とかマーケティング部門が仕掛けてるんですよ

 

テレビ見ない人にCM打ってもしょうがないでしょ これ同じことを
船井総合研究所っていう日本で1番最初に上場したコンサルティング会社がやりました
船井総研は当たり前ですけど
テレビCMなんか打ちませんよね
船井総研はどういう人を顧客に欲しいかっていうと本を読んで勉強する
中小企業の社長が欲しいんですよ
だから本をいっぱい出してます