『コンサルタントになっていきなり年収650万円を稼ぐ法 』

 

これは企画書通りのタイトルで本が出版されました。

 

【企画意図】
◆野口吉昭氏の『コンサルタントの質問力』(PHPビジネス新書)は、20万部を超えるベストセラーとなった。
同氏は『コンサルタントの習慣術』『コンサルタントの勉強法』なども発表した。
コンサルタントという肩書きに、「すぐれたスキルとノウハウの持ち主」「その分野のスペシャリスト」など、ポジティブなイメージが数多くあることは間違いない。

 

ここは類書を書きました。

 

「コンサル本は20万部の市場がありますよ」ということを書いています。
「コンサルという言葉に一般の人はポジティブなイメージ、良い印象を持っていますよ」ということを書きました。

 

次に僕のプロフィールです。

 

◆本企画の著者は、2006年に発表した『誰にでもできる「セミナー講師」になって稼ぐ法』(同文館出版)が、9刷を重ねるロングセラーとなっている。
その松尾氏は、「コンサルタントもセミナー講師と同じように、ちょっとしたコツを知っていれば、意外と簡単になれる職業。それほどハードルは高くない」と語っている。

 

ハードルを下げたことをここに書いています。

 

◆著者は、自身が起業コンサルタントであると同時に、セミナープロデューサーとしても活躍中。
数多くの現役コンサルタントから、現場の話を聞くことができる。
こうして集められた豊富なケーススタディは、すでに国家資格などを取得している「コンサルタント予備軍」や「士業」の人々に、強く求められることは間違いない。

 

ここはプロフィールと誰が読むのかということです。

 

僕のプロフィールとたくさんのケーススタディがあって
著者の持っているノウハウはメインターゲットに求められている。

 

しかも著者はこれといった資格や経験がなくてもコンサルタントになることが可能と断言している。
これが類書との差別化です

 

◆しかも、著者は「これといった資格や経験がなくても、コンサルタントになることは可能」と断言している。
取引先や上司に振り回されている社会人にとって、周囲から「先生!」「先生!」と気を遣われるコンサルタントが、うらやましく見えていることは間違いない。
コンサルタントになるための方法は、サラリーマン層も引きつけるはずである。

 

ここがサブターゲットです。
なぜサブターゲットであるサラリーマンが読むのか?

 

普通のサラリーマンは取引先や上司から理不尽に振り回されている。
片やコンサルタントは先生なんて言われちゃって「自分もなれたらいいよな」という願望です。

 

これは時代背景この本が出たのは震災の後の夏。

 

◆先行きの見えないこの時代、いきなり独立・起業する人は多くはない。
しかし、将来の見通しが立たない時代だからこそ
「会社が倒産したり、リストラしたりしたときのために、人生の選択肢を増やしておきたい」といったニーズは根強くある。
それに「先生」と呼ばれる立場になることは、社会人にとってはきわめて魅力的である。
本企画は、コンサルタント予備軍だけではなく、一般サラリーマンまで取り込める書籍を目指す。

 

読者ターゲットをしっかりと明確に「サラリーマンも読みますよ」と言って
編集者にサラリーマンも読むのであれば「売れる」と思わせます。

 

【企画内容】
◆前述のように本書のターゲットは、「①すでに国家資格などを取得している士業(=コンサルタント予備軍)」と
「②取引先や上司に振り回されることに嫌気がさし、自由な働き方を夢見るサラリーマン」の2つ。

 

◆特に前者については、ビジネス書を頻繁に購入する層。
著者の既存のファン層でもあることから、この層だけでも一定の需要が期待できる
(松尾氏の開催するセミナーの参加者にも多いため、会場などでの販売も可能)。

 

◆また、本書は収入の大幅アップを目的に、コンサルタントを薦めるわけではない。
「コンサルタントになれば、今よりちょっとだけ収入が増えて、仕事のストレスは大幅に減る。
普通の独立起業と違って、金銭的なリスクも少ない」といったスタンスをとる。
こうしたメッセージは、サラリーマン層には魅力的に映ると考えられる。

 

ここは類書との差別化です。

 

専門コンサルは貯金もいらなくできる。
それが差別化です。

 

コンサル起業はすぐにできるリスクが少ない。
だからこそサラリーマンにとって魅力だからサラリーマンも読む本になります。

 

■正しい企画書作成4ステップ
まず、仮決定で企画書を作ってください。
その企画書が合っているか調査してください。
もう一度、作成して微調整です。

 

最初は大体で作る。
それが合っているかどうかググったり人に聞いたり調査してもう一度作成して微調整を繰り返します。

 

・テーマの仮決定
読者と内容を仮決定してください。

 

・市場性の調査類書が売れているか調査する。

 

・企画書の作成
企画書の各項目を埋めていく。

 

・企画書の調整
同期、コーチ、OB・OG、私が見ます。