感動するプロフィールの作り方
過去~現在~未来のフォーマットを利用します。
この順番でプロフィールを作成します。

 

現在の自分に過去の経験を繋げていく。
現在の自分は過去の経験から作られています。

 

現在、プログラマーの職種に就いているのであれば
趣味や生活、学歴、職歴にプログラマーに就く理由が必ずあるはずです。

 

それらをつなげてストーリー化していきます。
その中に失敗、挫折、別れといったマイナスの話があればそれはプラスに働きます。

 

谷底に落ちて再びⅤ字回復するストーリーに人は共感するものです。
成功話だけを聞かされても共感は生まれません。

 

どんな成功本も「はじめに」や「序章」に
「私はこんなにダメダメ人間でした」
「これを読んでいるあなたの方が全然マシなはずです」
「でも、私はこういう努力こういう失敗をして試行錯誤した中で」
「ある成功法則を生み出したのです」
「これで私は年収1億円なんです」
「私がこの方法に辿り着くまでに10年もかかりました」
「でも、皆さんは大丈夫ですよ」
「この本を読んで近道を通ってください」
「あなたなら10年と言わず1年、半年で上手くいきます」

 

そういう本は人の共感を呼びます。
過去~現在とストーリーができるとおのずと未来への展望が見えていきます。

 

唐突なものではなく過去と現在の自分と滑らかにつながった
周囲の人が理解して応援してくれる「将来の目指す自分」を考えてみてください。
周囲の人は業界内ではありません。
素人の人がわかるように書かないといけません。
業界の人だけが理解できる話ではダメです。
応援される自分なので謙虚に書かないといけません。

 

プロフィールは出版テーマに合わせて微調整する。
自分の過去を見つめなおしてベースとなるプロフィールを作ります。
そしてプロフィールは出版企画書の内容に合わせて書き換えます。

 

まず、一つ土台となるプロフィールを作ってください。
企画が決まったらその企画に合わせて微調整していきます。

 

つまり違う企画が3つできたら
微調整した3つ違うプロフィールを書くということです。
もちろんベースはありますけどね。

 

今回は、編集者に振り向いてもらうためのプロフィールを作ります。

 

編集者は企画書と合わせたプロフィールを見るわけではありません。
著者として面白い素材を持っているかアンテナを立てています。
なので、ラーメンで言ったら全部盛のプロフィールを書いてください。
皆さんが面白いと思ったことは全部、プロフィールに載せてくださいということです。

 

色んなところから編集者の手があがるようにしたいのです。
なので、面白いと思うことは全部載せてください。

 

編集者も人間なのでどこに触れるかわからない。
なので、面白いと思ったことはとりあえず載せてみてください。

 

手があがってからもう一回本にする時はテーマに沿ったプロフィールにします。
編集者に一人でも多く手をあげてもらうための作戦なので全部盛でいきます。