インタビュアー
  • 出版の新聞広告は価格が安くなるのですか?

 

松尾昭仁
  • その通りです。

    日経新聞や読売新聞や朝日新聞全国紙があります。
    ああいうものは広告審査基準がすごく高いです。

    個人事業主やコンサルタントなど
    小さな会社はいくらお金を積んでも新聞広告を出せません。
    もし、それが基準が通って広告を出すとしても定価になります。

    新聞の一番下の広告全部で全5段
    半分に割ったものが半5段

    半5段広告は定価で500万円です。

    これを出版社はいくらで買っているのかというと
    出版社の歴史によって違いますけど50万円~100万円です。

    500万円の場合出版社だと10分の1や5分の1
    そこの部分を我々にあてがわれます。

    500万円の広告を50万円で使わせてもらえるわけです。

    本が売れていると出版社が全部出してくれます。

    僕の場合は直接ビジネスに繋がるので
    その枠を著者が出版社にお金を払って使わせてもらえます。

    本の広告に当てて本が売れると新しい顧客が入ります。

    実業を持っている人は新聞広告を出すために
    本を書くという発想も全然ありだと思います。

 

インタビュアー
  • 本来なら一般の企業が新聞広告も日経新聞なら審査で落ちてしまう。
    それを広告に出せるだけでもすごいのに
    それを10分の1の価格で広告を出せるのが出版なんですね。

 

松尾昭仁
  • 書籍の広告なら出せます。
    金額も10分の1で出せます。

    その広告自体に自分の宣伝はかけなくても
    その本の中に自分の情報を入れることができるので
    間接的に新聞広告を出すことによって
    本が売れて読者のお客様からビジネスに繋がります。

    僕は本の広告を出すことは自分の広告を出すことと同じだと思っています。

    僕は日経新聞に毎月広告を出しています。
    毎月、かなり安い金額で広告を出しています。
    それでも年間通せば当然、100万円超えます。

    だけど、そこからお客様が100人来ています。
    ウチの著者スクールは一人約100万円なので100万円×100人で1億円

    これは小さい会社にとってはとんでもない金額です。

 

インタビュアー
  • 出版をすると一般人には手が出せない広告を出せるのですね。

 

松尾昭仁
  • 今はSNS、ネット全盛時代です。

    こういう時代に紙の新聞を読んでいる人は
    どういう人なのかという属性ですけど
    例えば日本経済新聞だったら大企業の課長、部長役員クラスが読みます。

    その人たちはネットが比較的に苦手な人です。
    ネットが苦手な人にリーチしたい場合は新聞広告を打つべきです。

    本を書きたい人を集めたい。
    本を書きたい人はどこにいるのかというと活字を読む人です。
    活字はネットではなくて紙の活字を読む人です。

    その中で本を書く人はある程度、知性がないとダメです。
    実績もないとダメです。

    そういう人は日経新聞を読んでいます。

    その属性が素晴らしくて
    誰もが知る企業の役員クラス
    中小企業の社長、会長クラス
    医師、弁護士、公認会計士インテリな方
    いわゆる本を書くのに相応しい方です。

    社会的に成功されている
    経済的にも豊かな方がいる
    日経新聞の中に強力な見込み客がいるわけです。

    例えば健康食品をやっている
    例えば治療家、整体師マッサージ屋、柔道整復師は
    読売新聞に広告を出すべきだと思います。

    読売新聞は比較的に高齢者が読んでいます。

    そうするとそこに健康本を広告に出します。

    膝痛が治るとか肩こりが治るとか
    そういった本の広告を出すとドンピシャです。