インタビュアー
  • 出版をすると周りの人が喜びますか?

 

松尾昭仁
  • もれなく親が喜びます。

    年齢が上に行けば行くほど紙の本を書いたことがすごいと感じます。
    親孝行をしたかったら本を出せって言いたいです。

 

インタビュアー
  • 松尾先生が最初に本を出した時のご両親の反応は?

 

松尾昭仁
  • 僕も受験も大変だったし世間でいうエリートではなかったので
    親も心配したんでしょうね。

    まさか劣等生の息子が本を書いて
    先生と呼ばれていると喜んでくれました。
    おそらく200冊は書店で買い回ったと思います。

    両親の親戚が九州の佐賀県です。
    佐賀は田舎で田舎に行けば行くほど
    本を書いていることがすごい事みたいで
    東京には著者がまあまあいるじゃないですか。

    地方に行けば行くほど本を書くのは
    大学教授が小説家みたいな感じで
    両親が本を田舎に送りまくって
    当時、佐賀銀行の部長をしていた僕のおじさんが
    自分の甥っ子だからと自慢しまくっていました。

    ちなみにおじさんは僕が本を出す前は
    東京でコンサルタントをやっていると話をしたら
    田舎は銀行員や九州電力福岡銀行、警察官とか
    そういうのがステータスで
    東京でコンサルをやっていると言うと
    「昭仁は東京で詐欺師をやっている」と言われていました(笑)
    それが本を書いたら流石、ウチの甥っ子ってなりました(笑)

    人間はコロッと変わるんだなって思いましたけどそれぐらい効果絶大です。

    周りが喜んでくれるのは嬉しかったです。

 

インタビュアー
  • 本はむしろ今の時代だからこそ親や高齢世代に抜群に影響力があるんですね。

 

松尾昭仁
  • それをビジネスマーケティング的に使うと
    そういった世代の人たちに対して
    仕事をしている人たちにとっては尚良いと思います。

    若い人が対象ではなく
    シニア層に対して仕事をやっている人に対して
    出版物を出すのはより効果が高いと思います。

    例えば終活葬式業界の人が本を出すのはすごく良いと思います。

    介護の本を出すとか老人ホーム向けの本とか健康本ですとか。