人はなぜ物やサービスを買うのか?ss
いわゆる、人が買う物を製造しなければいけない。

 

A.欲や快楽、夢や希望を叶えるため。
B.恐怖や苦痛から逃れるため。
C.時間を短縮するため。

 

この3つが実は人が物を買う、購買意欲または理由なんですよ。
何で人が物を買うかってこの3つに集約されるわけです。

 

特に本は!

 

一番わかりやすい例から言うと
C.時間を短縮するため。

 

実は全てのビジネス書、実用書は
読者の時間を短縮するためのツール・道具なんです。

 

ちなみに本と言うのは、大きく分けると2パターンあるんですね。
2パターンっていうのは

 

1つは小説とかマンガ、ポエム、詩集とか。
これをフィクションっていうんですね。
フィクションっていうのは、想像と言って
本の中のフィクション部分っていうのは
実は娯楽なんですよ。

 

娯楽っていうのは読みたくて読むんです。
ワクワクして読むんです。
泣きたいから読むんです。

 

そしてフィクション部門を、娯楽部門を、我々は嗜好品って呼んでるんです。
嗜好品ってお酒とかタバコとか。
僕お酒大好きなんですね。タバコは吸わないですけど。
お酒って別になくても生きてはいけますよね?
いわゆる生活を豊かにするための物じゃないですか。
お酒とかタバコとか嗜好品。

 

例えば香水とかそうですよね。
そういう物は生活を豊かにする物。
マンガとか小説とかも嗜好品です。
別になくたっていいじゃないですか。

 

でも小説好きな人いるでしょ?
マンガ好きな人いるでしょ?
映画好きな人いるでしょ?

 

かたや私が関わっているこういう本をビジネス実用書っていうんですけど
これはなくちゃいけないっていうわけじゃないけど
これはあった方がいいものなんですね。

 

なぜならば、実利の追求だから。
実利と言うのは、生活に必要な物なんですよ。
簡単に言うと小説、マンガ、ポエム…これは贅沢品。
そして、ビジネス実用書…営業の本とか、健康の本とかお金儲けの本とか
これは実利。必要な物。
っで我々が扱っているのは後者。そちら(実利)なんですね。

 

そういう本というのは、読みたくて読みたくて読むわけじゃないんですよね。
なるべく読まなくてもいいんだけど
でも、どうしても営業成績を上げなければいけないから読むとか
どうしても受験のために読むとか、どうしても料理するためにレシピ読まなければいけないとか。
この病気何かな?って思って健康本読むとか。

 

だから、C.時間を短縮してほしいわけですよね。
さっさと答えを知りたいわけですよ。
なのでビジネス実用書を書く時に、大事なポイントというのは
すぐに答えを教えてあげないといけない。
だから最近ビジネス実用書は、どんどん薄くなってるんです。