類書
現在、発売されている皆さんと似ているテーマの類書。
その中で売れたものを3~4冊書いてください。

 

発行部数、何刷りかわかればそれも書いてください。

 

なぜかというと出版業界はなるべくリスクを下げたいから
売れている類書があれば類書の半分、10分の1は売れるかなって
やっぱり皮算用します。

 

逆に類書がないから売れるとは思わない業界です。

 

類書の探し方
Amazonで検索してもいいんですけど
Amazonで検索すると検索キーワードによって偏ります
一番良いのは大型書店に行って棚を見に行ってください。

 

その棚が自分が普段行かないような階の
奥の暗い所にあるとその時点で誰も行かないと思っちゃいます。

 

レジ前とか人がたくさん集まる所に置いてあるような
ジャンルの本を出すのが出版社としては売れ線だと思うから。
そういう類書がある本が良いですよね。

 

類書との差別化
何が違うのか。
僕のコンサル本の場合は
多くの今まで出てきたコンサルになるための本は
一流大学を出てMBAを取って外資系の…みたいな
年収2,000万円の本当のエリートのコンサル本でした。

 

それは今から我々はなれないでしょと。
じゃあ、まずはMBAを取ってくださいと言ったら
ハードルが高すぎますよねと。
だから650万円を目指しましょうよと。

 

650万円なら今、あなたが持っている経験、知識、ノウハウを
下の人と外の人に向けてやれば十分に喜ばれて先生になれる。

 

時間的な制約…
具体的には目覚ましかけないで生活ができる。
それが僕の場合の類書との差別化です。

 

類書研究のやり方
類書の差別化はかなり重要です。
そのために類書をしっかり研究しましょう。

 

売れている類書に書いていないところ不十分なこと、意見が違うこと
これでは読者が満足していないだろうなというところを読者の目線で吟味してください。
ケチをつけろということです。
そのケチを埋めてあげればいいんです。

 

類書の穴や弱みを見つけたり
それを補う企画を考えることができれば差別化につながります。

 

オーディションの後の面接の時に類書を持って行って
付箋をつけると類書研究してるなと思われます。

 

ちょっと裏技なんですけど…
Aという出版社に行く時に…
Aという出版社の類書に付箋を山ほど付けていくと喜びます。
同じ編集者だったりするとそれだけで感動します。