文章の書き方のルールを説明します。
伝わるビジネス書が書ける8つのルール。

 

①おいしいネタは先へ、先へ。
読んでもらえなければ意味がない。

 

文章は1行目は2行目を読んでもらうため。
2行目は3行目を読ませるために書きます。

 

だから最初に面白いことを書かないと次を読んでもらえません。

 

だからおいしいネタおいしいノウハウ
面白いコンテンツをどんどん先に書いていってください。
最初に濃いものを持ってきてください。

 

②うまい文章でなくていい。わかりやすい文章を書く。

 

我々は作家ではありません
ビジネス書の著者です。

 

ビジネス書の著者は誤解を恐れずに言うと…
コンテンツの提供者です。

 

わかりやすい文章。
とにかく読者がついていけるわかりやすい文章。

 

③メールを書くように文章を書く。
メールがうまく書ける人は文章もうまく書ける。

 

④文章の7割を「たとえば」で組み立てる。
自分の体験談、他人の体験談、有名人の体験談。
理由、事実、引用を文章の骨格にする。

 

そうしないと文章が200ページも持ちません。
そうすると文字が稼げるのと真偽性が増します。

 

⑤1センテンス 1メッセージ
1冊、1章、1見出し、1文すべて主張はひとつだけ。
主張を2つ、3つ入れると何言ってるかわからなくなります。

 

主張を変える時は次のセンテンス、次の項目に移してください。

 

⑥読みやすさは「見た目」で決まる
句読点は1行に1つ以上、5行以上は改行。

 

「。」で済むところは「、」ではなく「。」にしてください。
吾輩は猫である。
名前はまだない。みたいな。

 

5行以上書いたら改行して違うことを書く。
とにかく長い文章をずらずら書かない。

 

⑦「そう、そう」が7割、「へぇ~」が3割
共感できる内容が7割、意外性のある内容は3割くらいがちょうどいいです。

 

これが逆だと「俺と感覚違うな」
「この著者何言ってるの?」と思います。

 

やっぱり、今の読者は共感を求めます。

 

僕の本は共感8割、意外性2割で書いています。
大衆に媚びているので一番、発行部数のある読売新聞を読んでいます(笑)

 

読売新聞の人生相談というところを読んでいます。
ああいうのを読んでいるとネタになります。

 

⑧書きやすいところからまずは書いてみる

 

書けば書くほど書きたいことが見つかります。
書けないと思ったら書けるところから埋めていってください。

 

書いているうちにだんだんリズムが乗っていきます。
だんだんと調子が上がっていきます。

 

書ける時に書いて書けない時は一気に休む。
人の本を読んでいると自分の文章を書けたりします。

 

自分の企画書が行き詰ったら同期の企画書を採点してあげればいいです。
まさに人の振り見て我が振り直す。
人のものなら気づきます。
そうだ!俺もそうだった!みたいな(笑)