なぜ物やサービスを買うのかというそもそも論の話なのですけれども
出版の話を聞きに来て何故マーケティングの話なのですかと。
物やサービスを買うとかなぜ商売の話なのですか?って思った方もいらっしゃると思うので説明をすると
出版社にとって本は商品だということ。
トヨタとか日産とかホンダは車を製造販売するメーカーですよね。
それと同じように集英社、角川、ダイヤモンド社、日経さんなどの出版社は本を製造販売するメーカーです。
全く一緒です。
車を売っているか本を売っているかの違いです。
どうしても出版っていうと
我々は幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と紙の本で勉強してきたので
尊い物であったり勉強のアイテムとか文化の担い手とか思いがちなのですが
もちろんそういった側面はあるのは事実です。
ただしメーカーである出版社からするとこれは本という商品です。
だから売れないと困るのですよっていうのがもう実情なのです。
本は逆説的にいうとなんで買うんですかって話ですね。
消費者として我々はどういう時に買うのか
A.欲や快楽、夢や希望を叶えるため。
B.恐怖や苦痛から逃れるため
C.時間を短縮するため
わかりやすい例から言います。
C.時間を短縮するため
本ってじつは2種類あって
漫画とか小説とかポエムっていう
いわゆるフィクションの本と私たちが書いているようなビジネス実用書
というノンフィクションの本があります。
フィクションの本っていうのは時空を越えるとかドラえもんとかお空飛ぶとか
ああいったものはどちらかというと嗜好品なのですね。
お酒とか煙草みたいな生活にどうしても必要なものではなくて生活に潤いを与えるものですよね。
なんだけどお米とかパンみたいな主食っていうのは絶対必要じゃないですか。
ビジネス実用書っていうのはどちらかというと必需品です。
例えば健康本とかお金の本とか
お金が無いと人間生きていけませんよね。
当然、健康じゃないと人間が困っちゃいますよね。
なので、今は2つあります
ノンフィクションとフィクションで
フィクションの方は生活に潤いを与えるものだけれども
ビジネス実用書はお金の本とか健康の本とか勉強の本というのはどうしても必要な本。
どうしても必要な本というのは読みたいから読むわけじゃないのですよ。
必要として読むんですね。
こういうのを我々は実利と言っています。
漫画とか小説はどうしても必要というよりも楽しみたいからですよね。
だから例えばワンピースや昔だったらドカベンやこち亀みたいに100冊超える漫画とかあるじゃないですか。
あれは永遠に終わってほしくないわけですよね。
どうしても必要じゃないけれども
悩みの解決として読むビジネス実用書っていうのは誤解を恐れずに言うと
手っ取り早くうまくいく方法が知りたいから読むのですよね。
今日のセミナーも例えば10時間あってそれが全100回とかだったら
ちょっと待ってくれって話ですよね。
今日もたった4時間ぐらいで出版ノウハウがわかるということでこの会場に皆さんお集まりじゃないですか。
なのでビジネス実用書は読者の時間を短縮するためのものなのです。
さっさと答えが知りたいから。
じゃあ今回皆さん本を書きたいから来たわけですよね。
読者が早く答えを知りたい。
だから500ぺージの本を上下巻で1000ページなんて書いたらダメなのですよ。
だって時短にならないから今ビジネス書で売れている本っていうのは実は200ページぐらいです。
字が結構大きいです。
行間がたくさんあってイラストとか図表とかあとは空白のページがたくさんあって
簡単に言うとスカスカの本が売れています。
それはやっぱり文字離れっていうのがあるのですよね。
活字離れっていうのがそれを表すように
ドラッカーの本であるじゃないですか。
あれはダイヤモンド社の上下巻で500ページ500ページで1000ぺージの本なのですよ。
値段も高いです。多分一冊3000円ぐらいですけどなかなか売れませんでした。
あれはダイヤモンド社っていう出版社が出していますけど
ドラッカーをどうしても売りたいということで
どうやったら売れるのかなっていうダイヤモンド社の編集者が知恵を絞ってできた本が
皆さんご存知の「もしドラ」です。
もしも高校生マネージャーがドラッカーを読んだらって本です。
あれは読みやすいですよね。
小説風にしていてドカンと200万部売れました。
つまりドラッカーみたいな崇高な重みのある本は
経験、知識、ノウハウを入れたい人でもドラッカーを読めないわけなのですよ。
それで「もしドラ」だったら読めたってことで売れた。
「もしドラ」でさえ読めない人は
漫画で覚える「もしドラ」みたいな「マンガで覚えるドラッカー」みたいな本が結構ありますよね。
あれもビジネス書コーナーになるのですよ。
例えば「孔子」とか「マンガで覚える歴史上の人物」とか「マンガで覚えるマーケティング」とか。
なので、我々書き手はいかに簡単に伝えてあげるかってことを念頭において本を書かなければいけません。
欲や快楽、夢や希望を叶えるため
これはまさに今日のセミナーがそうですよね。
出版実現セミナーっていうのは今よりも良くなりたいって話ですよね。
出版をして名声を手に入れたい出版をして集客を楽にしたい。
出版して印税をもらいたい。
出版して有名になりたいみたいな
お金なんかがそうですよね。
何とかで1000万円稼ぐ本とかお金周りの方も恐怖や苦痛から逃れるため。
これはやっぱり健康本です。
だって究極の恐怖は死んじゃうことだから。
あと健康じゃなくなったら辛いですよね。
だから健康本っていうのは
お医者さんが書いた健康本とか治療家が書いた肩こりが治るなどの本は凄く売れていますよね。
そして最近本を読む人たちはどういう人なのかなって考えてほしいですよ。
実は10代、20代は本を読まないですよね。
スマホネイティブなのですよ。
ネットネイティブなのですよ。
本を読むのは30代後半から40代、50代、60代、70代ぐらいです。
そうなってくるとやはり健康本っていうのは
50代、60代、70代にとってはすごく大事だから健康本は売れています。
その証拠に読売新聞の広告って「70歳からの健康」とか「80歳団地で一人住まい」とか
「月10万円の年金」で暮らすみたいな。
ちなみに読売新聞読んでいる人っていうのはお年寄りが多いです。
日経新聞で読んでいるのかビジネスエリートが多いとか新聞の種類によっても読んでいる人たちが違います。
あと業界紙っていうのもありますよね。
日経新聞とか色々読者にターゲットを絞ってやっています。
皆さんが書きたい本は
欲や快楽、夢や希望を叶えるためなのか
恐怖や苦痛から逃れるためなのか
いずれにしろ読者にとって時間を短縮してあげるという話が大事です。
ちなみにお金はAでもBでもありますからね。
お金持ちになりたいはAです。
お金がなくなるのは怖いっていうのはBです。
老後2,000万円問題は1、2年前に話題になりましたよね。
老後に二千万円持っていないと大変な老後過ごしますよって貧乏老人になっちゃいますよって煽っているわけ。
お金はAでもありBでもあると。
「そもそも誰でも商業出版は可能なのか?」って話ですね。
商業出版という言葉を初めて聞いた方がいらっしゃるかもしれないので簡単に説明すると
皆さんの本棚にある本はほぼ商業出版です。
「じゃあ商業出版以外に何があるのか?」ってことなのですが
商業出版以外は自費出版っていうのがあります。
商業出版と自費出版の違いは2点あって1点は流通しているかってことです。
流通というのは書店に本が流れているか我々が普通に買えるかってことです。
もう一点が制作費用の話です
制作費用を出版社が持つのが商業出版です。
著者が持つのが自費出版です。
ということは
自費出版は制作費用を自分でもってなおかつ流通しないってことですね。
流通しないってことは読者に届かないから本を出しても影響力がないってことです。
なぜ本を出すと影響力があるかっていうと自分の知らない人が本を読んでくれて
そこでその読者がお客様になってくれたりファンになってくれたり仲間になってくれるってことですね。
今回は商業出版の話をします。
自費出版の話は今日はしません。
ちなみに出版社から皆さんのところに「本を書きませんか?」という
メールや電話とか郵便物が届いたらそれはほぼ自費出版です。
それはそうですよね。
なんでわざわざ向こうから声かけるのだって話ですね。
それは皆さんがテレビに出ているとか皆さんが人気だとか皆さんがインフルエンサーだったら別ですよ。
今回は商業出版ですけれども商業出版は誰でもできます。
もちろん誰でもと言っても赤ちゃんとか小学生とか引きこもりとかそういう人は別ですよ。
僕が言っているのは商売をされていてそれなりの経験、知識、ノウハウがある方は
サラリーマンであっても起業家なら尚更出版できますよって言っています。
それはなぜかというと
この三角形の法則というのを使って説明します。
皆さんそれぞれ色んな世界でお仕事されていますよね。
例えば僕は出版コンサルなので出版業界の話をします。
世の中には100冊以上、本を書いているビジネス書の著者がいます。
それを30冊書いている人
10冊書いている人
5冊書いている人
1冊書いている人
ゼロの人っているじゃないですか。
出版コンサルは100冊書かないとできないのか
30冊書かないとできないのか
いわゆるSかAじゃないと出版コンサル、出版の先生はできないのかっていったらそんなことないですよね。
なぜかと言ったら皆さんのようにまだ一冊も書いていない人にとっては
1冊や5冊書いている人のノウハウだって十分使えるじゃないですか。
むしろ100冊書いています。
年齢が75歳ですとか言う人。
最近の出版事情が分からないかもしれないですね。
今はもう自分で拡散していかなきゃ駄目です。
そうなると実は1冊でも5冊の人でも0冊の人から見れば十分教えられます。
本を書きたいなんて思ってなかったけれども本を書けばビジネスが加速するのだなとか
なるほど本を書いて印税生活っていうのがあるのだなとか本っていうと小説や漫画のイメージがあったけど
自分がやってきたことをビジネス書にすれば人に影響を与えられるのだって今までアウトオブ眼中だった人が最初の1冊の書き方を教えてくださいってなります。
じつは僕は17冊本を書いていますよね。
17冊本を書いているから出版コンサルやっているかって言ったらそんなことはなくてDでした。
僕が本を1冊しか書いてない時からもう既に出版コンサルをやっていました。
なぜかと言ったら弁護士とか会計士とか社労士の人がどうしたら松尾さんみたいに本が書けるのですかって言われて
コンサルや士業は本を書きたいのだ!と分かったからです。
そしたら最初の1本のやり方を教えてあげた。
これは本の話ですけど
わかりやすい例えをすると
去年まで新入社員だった人が入社1年目の4月から入ってきた新入社員に
3月まで大学生だった人に名刺の受け渡しとか電話の取り方とかファイリング作業って教えるじゃないですか。
会長とか社長とか部長が教えないでしょ。
ありえないでしょ。
だから本当はちょっと前の先輩が教える。
ちょっと前の先輩が教えるっていうのがちょうどいいわけなのですよ。
実際これは面白い話ですけど
昭和とか平成の前半とか中盤ぐらいまでは偉人が本を書いたのですよ。
偉人っていうのは本田宗一郎とか松下幸之助とか今だったら孫正義さんとか田中角栄とか
今でもそういう本を書いていますよね。
皆さん書店に行ったら名前なんか知らない人がいっぱい本を書いていますよね。
経歴を見ると1985年生まれとか下手すると1990年生まれとか「お前何歳!?」みたいな
70歳以上の人から学ばなきゃいけないとか思わないでしょ。
その人が上手くやっていてその人自身が成功しているのだったらそれを真似したいって。
むしろ年齢が近い人の方のピンと来るかもしれません。
時代が合っているとか使っているツールが同じだとか。
ネットが普及してスマホが全盛になってからはネットの本なんか当たり前ですけど
若い人の方が当然使えるわけだからね。
ビジネス実用書の中で専門書っていうのがあります。
専門家が専門家に教える本です。
専門書って高いイメージありますよね。
なぜ専門性が高いかっていうお話をしたいと思います。
専門書は難しい事、すごい事が書いているから高いわけではありません。
だって難しいことをビッシリ書こうと制作コストはインク代と紙代だけだから。
じゃあなぜ高いかっていうと専門書は500冊から1000冊ぐらいしか刷りません。
なぜかというとSの人がAやBに売るわけだから
その人たちが買ったとしてもここの網の部分が少ないわけです。
つまり最初から買う人が限られています。
ただたくさん刷っても売れないってことが分かっています。
全員買っても何人買うか決まってるいんですね。
そうすると政策コストを5,000円とか1万円にしないと合いません。
なぜ普通の本が1,500百円で売れるかと言うと
最初から桁が違うのですよ。
5000部くらい刷るわけですよ。
ビジネス書って
だから1,650円っていうコストで出来ます。
ビジネスは安くたくさん売るのか高く少量を売るしかないわけですよ。
ビジネスで儲かるには専門書は最初から高く売らないと合いません。
500冊とか下手すると300百冊とか。
ここは皆さん間違えているのは専門書がすごい事が書いてあるから高いと思ってますけど違います。
冊数が少ないから。
僕らは専門書は書かないでくださいと言っています。
なぜかというと専門家が専門家に本を書いたとしてもお客になりません。
客はどこにいるかというと外にいるわけですよね。
例えば僕のお客さんは本を書いたことがない人です。
弁護士のお客さんは弁護士じゃないですよね。
弁護士が必要な人は非弁護士。
経営者とか離婚を考えている人とかだけど
弁護士が弁護士の本を書いたら権威はつくけれどお金にならない。
弁護士が法律改正に関する本を書きますよね。
新しい最新版って読むのは誰ですか?
素人は読みませんよね。
弁護士か弁護士事務所の人が読みます。
「誰でもできる交渉術」とか「離婚で1円でも多くお金を取る本」みたいなのは
三角形の外の部分の人が読みます。
今ここに書いてある本の先生はとても分かりやすく教えてくれそうだから
この人に一回問い合わせみようかなとなるわけです。
つまり我々はここに向けて書かなきゃダメだということです。
そうすると本がブーメランのようにお客様を連れて帰ってきてくれるということです。
専門書を書いてもライバルを増やすだけ。
もちろんそれは大事ですよ。
大事だけどお客様を連れてきてほしい
いわゆるマーケティングの観点からすると
一般書、ビジネス実用書、基本書を書いてお客様を外から連れてくる。
そうすると自分が業界の中でトップじゃなくても本が書けて
なおかつお客様を掴めるって話です。
これはすごく大事なので覚えてください。
社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった
これは香取さんと方が出版していますけど
今書店に行くとディズニーの〇〇とかディズニーで学んだ〇〇とか本が置いてあるじゃないですか。
この本はその走りです。
走りというのは一番最初に出たディズニー関連のビジネス本です。
ビックリしたのがこの香取さんってディズニーランドの正社員とかディズニーランドの創業メンバーとかディズニーランドの社員教育を教えている人とかでは全くありません。
高校時代に2年間東京ディズニーランドでアルバイトしていて
今組織コンサルをやっています。
ディズニーランドで学んだ知識っていうのは
別に生粋のディズニーノウハウではありません。
アルバイトの時に自分が感じた個人的な主観
当然そこで色々学びますよ。
ディズニーランドやマクドナルドは
しっかりマニュアルが作り込んでありますからね。
でも言っちゃ悪いですけどDです。
高校2年間のアルバイトのノウハウを大人になって思い出して書いた本が売れたわけです、
そうするとCとかBとか言われるディズニーの社員研修を教えている人とか
ディズニーを日本に持ってきた人とかが後から本を出しました。
でも最初はアルバイトが書いたノウハウだから。
ちなみに1冊目は内容が薄くてもディズニーノウハウというだけで売れます。
でも、だんだん本物が出てくるとDとかでは太刀打ちできなくなる。
だから早く書いちゃえばいいのですよ。
「社長さん!銀行員の言うことをハイハイあなたの会社潰れますよ」
これは元銀行の融資担当者が書いた融資の指南書です。
融資の指南書というのは
中小零細企業が「こうしたらお金を貸しますよ」「こうしたらお金を貸しませんよ」という本です。
この本の著者川北さんと篠崎さんの共著になっています。
川北さんと篠崎さんと同じ会社の社長で社員が篠崎さんです。
こちらの社長の川北さんとは僕は起業同期で昔はよくお酒も飲んでいたのですよね。
川北さんは元々、名古屋の出身です。
東京の早稲田大学を卒業して卒業と同時に地元の一番大きい銀行に勤めて
2、3年してから融資担当をやって計4、5年して独立しちゃいました。
だから27歳で独立しました。
短い期間で得た経験、知識、ノウハウを与える本です。
銀行員の言うことは銀行寄りの考えで、もうちょっと疑ってかかりなさい。
あとは、こういう風にするとお金が借りられますよ。
こういう風にしたらお金を借りられませんよ。
だから中小零細企業の社長は銀行員とこう付き合ってくださいという本です。
この本は10万部売れました。
ビジネス書ってどれぐらい売れたら売れたか?というと
質問があるかと思って簡単に言うと今は1万部超えたらヒットって言われています。
なぜなら、初版がだいたい5,000部ぐらいです。
少ないと3,000部~5,000部ぐらい。
重版と言ってその本が売れるとまた版を重ねます。
それが2,000部とか小さい会社だと1,000部ずつロットを重ねていきます。
そうすると3刷り4刷り5刷りぐらいで1万部超えます。
だから3刷り4刷り5刷りで1万部超えると出版社としては売れましたよと言って
著者にありがとうって言って著者も胸を張れます。
だから10万部ってすごいですよ。
ウチも今250冊以上著者スクールから本が出ていますけど
10万部超えた本って一冊しかないですね。
5万部超えた本が2冊ぐらいで1万部超えた本が一割無いくらいです。
ただし、重版率と言って最初に例えば5,000部刷って、さらに1,000部、2,000部っていうのは
この著者スクール生は4割切るぐらいです。
ちなみに重版率は業界平均で2割あるかないかって言われています。
ネクストの受講生は業界水準の2倍は売れています。
この本を読む人っていうのは銀行からお金を借りたい人なので
銀行からお金を借りたい経営者、幹部、経理の人。
結局ビジネス書っていうのは読んでも自分でできる人っていうのはあまりいないですよね。
もちろん何割かいますよ。
だけどほとんどの人は本を読んでも何もしない人が一番です。
自分でやっちゃう人が1割ぐらいで
勘が良い人はこの著者にお願いしちゃいます。
そういう人が多分2割ぐらいでそれがいちばん賢いと思います。
本って我々コンサルからすれば見本市みたいなとこがあります。
この見本を見てデパ地下の味見みたいなものですよね。
それでよかったらコンサルに頼めばいいわけです。
当たり前ですけど1,500円ですごいノウハウを書いているのだから
それが良いと思って来てくれた人にはすごくちゃんとしますからね。
この川北さんの会社に仕事がたくさん来て支店が5倍ぐらい増えた。
川北さんご自身の年収がすごく上がったんですよね。
お酒を一緒に飲んでいる時に川北さんにどのくらい役員報酬をもらっているの?って聞いたら中日ドラゴンズの6番バッターぐらいですよって言いました(笑)
彼は名古屋の人間なのですぐに中日の話をします。
こっちは中日のことなんか全然興味がないので(笑)
僕、その時に調べました。
中日6番バッターの年俸を。
そしたら当時6,000万円でした。
コンサル会社の社長が6,000万円ってすごいですよね。
年商じゃないですかね。
役員報酬ですから。
本が売れるとすごいなっていうのを僕はそこで感じました。
誰にでもできるセミナー講師になって稼ぐ法
じつはこの本は僕の1冊目の本ですね。
僕は38歳の時の本です。
今までセミナーとかを自分のビジネスに組み入れるなんて考えてなかった人が
この本を読んで自分のビジネスにセミナーを組み入れたという。
当然、僕のセミナーにもいっぱい来てくれました。
僕のお客さんにもいっぱいなってくれました。
じゃあ僕がセミナーベテランだったかというと
いやいや、セミナー2年目ですよみたいな。
立ち位置チェンジの法則
立ち位置チェンジっていうのは
今日僕がやっているのは実は立ち位置チェンジです。
僕は今でも現役の著者ですなんだけど
本を書く上で経験、知識、ノウハウってあるじゃないですか。
それを皆さんのようにこれから本を出したいよっていう人に
プレイヤーとしてやっている経験、知識、ノウハウを立ち位置をちょっと変えてティーチャーにした。
自分が本来だったら本を書くノウハウを書けない人に
「こうやって書けばいいのですよ」「まず企画書が必要です」「企画書の項目は〇〇です」「企画書をこう変えてください」
「こういう書き方なのですよ」「次はプロフィール書いてください」「著者プロフィールは本の内容によって書き変えます」
「著者プロフィールは履歴書と違いますよ」っていうのを全部教えているわけです。
僕が当たり前にできること
つまり自分がプレイヤーとして当たり前にできることをできない人
またはこれから始める人に立ち位置をプレイヤーからティーチャーに変えて教えるだけのことなのです。
すごく分かりやすい例で言うと
現役の大学生がいるじゃないですか。
すごく頑張って東京大学に入りました。
でもそれだけだったら
東大だろうと早稲田だろうとお金を払う学生ですよね。
だけど東大、早稲田の学歴を使って塾の先生をしたり家庭教師をやったらお金をもらえますよね。
頭に入っている勉強は一緒です。
それを自分で使うか人に教えるかだけです。
だから僕はプレイヤーとしての著者の実績を本を書いたことがない人に教えているだけです。
立ち位置を変えているだけだけど、そうすることによってキャッシュポイントが二倍になるんですよね。
プレイヤーで1本。
ティーチャーで1本
これは大きいですよね。
ほとんどの人はプレイヤーしかやらないわけですよ
なぜかと言ったらお金をもらって教えるなんて発想がないから。
でも別に教師だって塾の先生だって何か特別なことじゃないですよね。
自分が覚えたことを教えているだけですよね。
なんだけどそれ以外で教えようとは思わないわけですよね
例えばNLPや心理学、コーチングって覚える人いっぱいいるじゃないですか。
だけどコーチングで稼いでいる人はコーチングを教えている人ですよね。
NLPで稼いでいる人はNLPを使っているのではありません。
NLPを教えている人です。
自分で使ってもそんなに喜ばれないけど教えると喜ばれるんですよね。
これは大きいですよ。
多くの人はなぜかプレイヤーで止まりますけど要領が良い人はティーチャーもやるプレイヤーもやる。
歌で言ったらシンガソングライターみたいなものですよね。
歌うけど曲も作って楽曲提供もします。
昔のつんくさんとかCHAGE and ASKAとか。
桑田佳祐とか自分でも歌って人にも楽曲提供しますよね。
でも多くの人が歌うだけです。
ですので、僕は現役のセミナー講師で今日もセミナーやっているし
コンサルティングとか色んなところで登壇していましたけど
「どうしたら松尾さんみたいにセミナーができるのですか?」
「どうしたら松尾さんみたいに1回3時間話すと20万円とかもらえるセミナー講師になれるのですか?」
「あ!そういうことを知りたいのか」と思ってセミナー講師になって稼ぐ法っていう本を書きました。
ここに書いていることは僕が普段やっていることを言語化して「こうやったらいいですよ」って言っているだけです。
セミナーをやっていると「松尾さんって教え方上手ですよね」なんて言われます。
自分でそんなことは思っていないのだけど世の中、他者認識なので
他者認識っていうのは人からの評価です。
お金って結局人からの評価です。
自分が上手いと思っても人が教えてって言わなかったらお金にならないですよね。
すごく歌が上手くてもカラオケしか披露する場がない人と
そんなに上手くないのだけど人がいっぱい集まってコンサートができる人は
どっちがプロかって言ったら後者ですよね。
「松尾さんが教え方うまいですね」って言われたから
『教え方の鉄則』という本を書きました。
『ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法』
『お金に困ると困らない人』とか起業本を書いています。
じゃあ松尾さんが東証プライム企業の創業社長ですか?とか
何百億稼いでいるのですか?と
僕に言われても「ごめんなさい、全然です。年収をやっと1億見えてきたぐらいです」と。
「一人社長ですよ、小さい会社ですよ」と。
「でもサラリーマン時代の3倍ぐらいは自由に使えますよってレベルです」
「孫正義と比べれば蟻と象ですよ」
だけどみんな孫正義の本を読みたいですか?って話です。
たしかに昭和の時代は偉人の本を読んだけど令和になって
みんなが読みたいのは実現可能なノウハウ本です。
勿論未だに孫正義の本を読む人もいますよ。
だけど本当に役に立つ本は自分が手の届く人ですよね。
だから年収500万円の人は年収1,000万稼ぐ本を読むべきだと思います。
孫正義の本を読んだとしてもパクりようがない。
どこを真似していいか分からないじゃないですか。
でも年収500万円の起業家が1,000万円の本を読むのだったら
「なるほど、こうしたら倍になるのか」みたいな感じで
で年収1,000万円だったら2,000万円の人の本を読むべきだと思いますね。
2,000万円ぐらい稼げてやっと億の本を読んだ方がいいと思います。
起業したての人が億の本を読んでも…
10億100億の上場企業の社長の本を読んでも冒険小説ですよ。
ですので、僕はまさにこれから起業する人に教えています。
または650万円稼げてない人。
でも本当は起業してない人です。
「起業したいな」「サラリーマン嫌だな」「上司の言うこと聞いたくないな」って
月50万円稼げたらまあまあいいかなって。
月50万円なら何とか現実的かなっていう人に書いています。
だから僕の年商が1億行かなくてもまあいいじゃない。
よく、650万円ぐらいで独立してどうするのだみたいな人がいるけど
いやいや650万円稼げてないで独立する人なんていっぱいいますよ。
例えば社会保険労務士とりました
行政書士の専門学校、社会保険労務士の専門学校に
通っている時は資格取ったら年収1,000万円ですよなんて言われたから
真に受けて独立したら年間100万円も稼げてない人いますよ。
それはそうですよね。
資格が食わしてくれるわけじゃないから
資格を取った自営業者になるわけだから
今度は営業しないと仕事が取れないでしょ。
よく資格取る人って営業したくないから先生になるって方がいますけど
おそらく医者ぐらいですよね、営業しなくても食っていける国家資格って。
今、弁護士だって当たり前ですけれど資格取っても
自分で開業した瞬間に仕事なんか舞い込んで来ないですからね。
でも医者だけは大丈夫だと思いますよ。
なぜかと言ったら日本医師会があまりに強くて人数制限かけているので。
それこそ1階夜勤バイトしただけで10万、20万円取れますからね。
だけど基本的に何か資格を取ったから飯が食えるわけではないですよね。
なので仕事の取り方を本に書いています。
その代わりスモールビジネスです。
650万円って書いていますけど
年商1,000万円、2,000万円です。
いって1億ですよって。
それでいいのだったらって
そういう人の方が多いですからね。
ですので、僕からすると
実はひとりで起業して5年とか10経ってずっと黒字化している人は全員起業コンサルタントとして
起業本をゼロか外の人には書けるはずです。
みんな書こうとしないし
そんな発想が無いだけであって。
誰も孫正義、ユニクロの柳井さんの本を読みたいわけじゃないですよ。
だって真似出来ないから。
税理士、会計士、税務・会計の専門家。
お金関係の本を書けますよね。
あと通訳、英語の先生、通訳やっています。
この3年間、通訳の人はもう仕事にならなかった。
思考停止しちゃう人は
「しょうがないよね、私通訳だから」
「外国の人が日本に来なかったら商売上がったり」
「でもこれはしょうがない」
でも僕だったら
「いやいやちょっと待ってよ」と
通訳ってことは英語ができる
「日本人に向けてTOEICの点数の取り方とか」
「日本人で英語が喋れないと困るような人に英語を教えたらいいじゃない」
「人と会えないのだったらズームで教えればいいじゃない」って
「その時のテキストを英会話本にして出版しちゃえばいいじゃない」と
「あなたの英語は通訳にしか使えないのですか」
「そうか!」ってなるわけですね。
英語という武器があったらその英語は通訳以外に使えないのかって話です。
その時に英会話のテキスト本を作って例えばTOEIC本を書いて国内の人に教えれば。
人と会えないならズームでは教えればいいじゃないですか。
それも思考停止です。
「もうコロナになって外食して人が来ないのだから俺は仕事がないんだ」
だけど頭がいい人は他のこと考えますよね。
緊急事態宣言中20時にお店を閉めなきゃいけないとかお酒出せないとか。
でも僕だったら、じゃあ昼間はやっていいんだよねって。
昼間にランチ営業なんかしないで近所のお金持ちの奥さん集めて三つ星シェフが教える家庭でできるフランス料理教室とかやるじゃないですか。
それで、そのために料理のレシピ本を書けば。
これも発想の転換ですよ。
「シェフだからお客さんに料理を提供しなきゃいけないと思っている」と
「いやいや、シェフだけど料理ができるのだから料理教室の先生やればいいじゃない」って話です。
だって、「どうせ具材余っているでしょ」とお客さん来ないのだから。
そこで顔なじみになれば夜も来てくれますよ。
「いやいや料理人は料理を提供するだけだ」
「俺は料理教室の先生じゃない」
それは発想が凝り固まっているだけですよね。
だから僕は著者だけど出版コンサルの方が楽しいですよね
なぜかというと例えば僕は法律の本は書けないわけですよ。
だけど弁護士に書いてもらうことができる
会計士に書いてもらうことができる
「こういうアイデアがあるのだけど、これ売れそうなんだよね」「これニーズがあるんだよね」って
「僕書けますよ」って
そういうプロデュースをして両方やったらいいと思います。
出版をすると、どんな良いことがあるのかっていうのを
中卒(本当は中央工業専門学校土木科卒)の
田中角栄はなぜ自民党総裁選で東大卒大蔵官僚エリート福田赳夫に勝てたのか?
これは1972年だから生まれてない方の方が多いかもしれないけど
私は生まれていました。
僕は67年生まれなので。
ここに出てくる福田赳夫さんは我々が知っている福田総理のお父さんです。
この1972年当時自民党の総理総裁選は今も昔もね自民党は政権与党なので
ここでトップになった人は内閣総理大臣ですよね。
今まで通り東大出てから大蔵省の官僚
今で言うと財務省、その前の大蔵省ですね。
官僚の福田さんが既成路線で総理になると言われていました。
そこに新潟の田舎から出てきた田中角栄さんは
もう歴史上の人物ですけど当然あの人も若い時があったので田中角栄は田舎から出てきた。
俺は絶対国を変えるんだ!って志があった。
ただし正攻法に行ったら勝てないと分かっていたので田中角栄さんは奇策に出ます。
自民党の総裁選の前月に日本列島改造論という本を出したら世の中が変わったんですよ。
どう変わったかって言うと
「田中角栄さん私たちと同じ中卒だけど本を書くなんてとんでもなく頭がいいんだ」って
田中角栄さんが街頭演説をしたりライターさんに色々なお話をして語り起こしして書いたと思いますけど
世間はそんなこと知らないのでそんなこと分からないから「田中角栄は本を書くんだ」と。
今でこそ政治家が本を書く
政治家が選挙前になったら本を出すっていうのは多いですけどその走りなんですよ。
だから世間的に田中角栄はお金がなくて大学行けなかったのだけどこの本の内容が地方の人に刺さったんですよね。
どう刺さったかっていうと中央と地方の格差をなくすという。
具体的には全て東京に向けて新幹線と高速道路を日本全国に繋げるというもので今はそうなっていますよね。
高速道路は当然日本全国にあるし新幹線ももういよいよ北海道も九州も結びましたよね。
それがここに書いてあります。
もっとすごいのがリニアモーター構想もここに書いてあります。
凄いですよ。
この方は土建屋さんの社長です。
だからそういうのがすごく強くて。
今はそんなことないけど昔は東京ばかりにお金が集まってズルいって言われたんですよ。
地方は人もお金もないって言って。
でもそこに東京都に高速道路ができればトラックで荷物運べるではありませんか。
それをやると言ったことによって地方票が動きました。
今でこそ大学進学率って50%超えましたけど
田中角栄さんが20歳の時、大学進学率なんか10%無かったですからね。
ということは選挙権を持っている人の9割以上は中卒か高卒だったわけですよ。
だからやっぱり人間って自分と同じような人が頑張っていたら応援するじゃないですか。
それで世論が動いたわけですね。
今と違って本の影響力がすごくあったんです。
今はインターネットがあるから色んな情報が誰でも発信できるけど
1970年当時、情報は本が新聞かテレビしかなかったんですよ。
テレビも地方に行ったらNHKしか映らなかったわけです。
だから今の流通を使ったんですよね。
これで田中角栄さんは皆さんご存知のように総理総裁になりました。
その後の政治家は別に総理に限らず大臣クラスでも
あと地方の首長も本をたくさん書くようになりましたよね。
今はもう選挙前になると色んな方が本書かれていますよね。
スターバックスが日本でテレビCMを打たないわけ。
スタバとドトールとマックの違い。
このスタバもドトールもマックもコーヒーを出しているじゃないですか。
ご存知のようにマックのコーヒーって安いですよね。100円台ですよね。
スタバのコーヒーって安くても500円ぐらいしますよね。
だから5倍ぐらいするわけですよ。もっと高いのもありますよね。
マックはキムタクのコマーシャル出しているじゃないですか。
言うまでもないですけど、木村拓哉さんはタレントの中でS級の方ですよね。
というのは一番ギャラが高いグループの人ですよね。
だったらスタバだって儲かっているのだからキムタク気を使えばいいじゃんって話なんですけれども僕はスタバの本を読んだんですね。
これは元々スタバのビジネス戦略です。
ビジネス戦略っていうのはスターバックスに来るお客様とマクドナルドに来るお客様っていうのは全然違う。
簡単に言うとマックはテレビをよく見る層が来ます。
中学生とか小学生とか高校生とか年金貰っている方とか。
スタバはどちらかというと小学生、中学生、高校生が来なくて比較的お金持っている大学生か
いわゆる仕事を持っている社会人が来ます。
仕事を持っている社会人は昼間からテレビなんか見ている暇がないわけですよ。
今日ここにいらっしゃる方も基本的にはテレビをあんまり見ないと思います。
最近テレビが家にないっていう人もいますからね。
当たり前ですけど、テレビを見ないのにテレビCMを打っても何の効果もないですよね。
テレビCMって高いですからね。何千万、何億しますからね。
じゃあスタバはテレビを打たない代わりに何をしているかっていうことですね。
ブックマーケティングです。
スターバックスのイメージ戦略が良くなるような本を自費出版でお金をかけて2,000万円、3,000万円かけて
商業出版と同じレーベルに載せています。
商業出版と同じように流通させています。
なぜかと言うとスタバは本を読むような人に来てほしいわけですよ。
本を読むような人は騒がしくありません。
マックは騒がしいわけですよ。
みんなベラベラ喋っているから。
これがマーケティングの違い。
マックは低価格層だから低価格層が見るテレビCMをバンバン昼間から流す。
スターバックスは高価格層で高価格層の人は
頭が良いから昼間からテレビを見ないで本を読む。
僕がたくさん本を出しているのは当たり前ですけど
皆さんのように本を読む知的な人に集まってもらいたいからです。
本を読むような人は本を読まない人に比べて高収入です。
当たり前ですけど、大卒の平均年収と高卒の平均年収と中卒の平均年収は
大卒が一番に決まっていますよね。
大卒でも偏差値高いところとFランだったら大体偏差値が高いところの方が平均年収が高いですよね。
そういう風にお客様をどこで集めるかという話です。
テレビCMで集めるのは高いから低価格層
水など薄利多売商品はテレビに合っています。
船井総合研究所ってあるじゃないですか。
船井総研船井総研もブックマーケティングをやっています。
あそこは創業者から経営幹部から末端の社員までみんな本を出すようにしています。
本を読者で集めてそれを囲い込む。
いわゆる会員制ビジネスをやっています。
士業コンサルタントが本を出している理由は本からお客様を集めるためです。
だから専門書は書きません。
専門書は同業に知恵を教えるだけであって
客にはならないからいわゆる素人向けに書きます。
だから簡単に書かないといけません。
商業出版の現実。
出版をしたければ〇〇と○○を必ず作ること。
大事なのは原稿ではない。
よく原稿を全部書いて出版社に送りますみたいな人がいますけど
ビジネス書の原稿を書いて出版社に送っても99%見てもらえません。
ちなみに漫画、小説は原稿ありきです。
ビジネス書は何が必要かというと出版企画書と著者プロフィールです。
出版企画書というのは本の設計図です。
こういうタイトルで200ページぐらいでこういった内容を書きます
なぜならば、今の世の中はこういう風な人たちが多くて
こういう人たちがこれだけ悩んでいる人がいます。
悩んでいる人が実は〇〇の統計でいうと300万人います。
その人たちは本をよく読む層です。
平均年収がいくらです。
本の内容は〇章立てでそれぞれの項目を書いている。
著者プロフィールというのはこの本の著者にふさわしいプロフィールです。
だから本の内容にリンクしたプロフィールを変えなきゃいけません。
例えば3冊、本の企画を変えたら3冊分3つ違ったプロフィールを全部違う必要はないけど
マイナーチェンジさせなきゃダメです。
例えば僕が出版の教科書とセミナー講師になって稼ぐ法と
コンサルタントで650万円稼ぐ方法は3つとも違います。
出版の教科書のプロフィールは自身が27の本を書いて教えている。
出版の生徒さんが300人いますというプロフィールがあります。
コンサルタントで650万円稼ぐ法は私自身が3年目から650万円稼いで
10年目で年商2,000万円になりました。
自分が教えた人が何人いて皆さんは〇〇のコンサルをやりながら650万円を〇〇の方法で超えました。
というプロフィールです。
セミナー講師になって稼ぐ法は自分は○○にセミナー講師になって
〇〇のセミナーを得意としセミナーで今、年商が○○になっています。
そして僕が教えたセミナー講師の数は○○です。
みたいな感じです。
本が何冊もあるのに一つのプロフィールを使うとそれは良くないです。
結構そういう方がいらっしゃいます。
次、出版の企画書は読者に向けて書くのではなく○○に向けて書く。
読者に向けて書くと…
例えば「路上生活者を救いたいです」「路上生活者を社会復帰させたいです」ってなりますけど
そうではなくて実は出版社に向けて書きます。
なぜならば、出版費用って300万円から1,000万円ぐらいかかります。
これを出版社が持つのが商業出版。
著者が持つのが自費出版です。
ということは商業出版なんだから300万円から1,000万円を出版社に負担してくれって我々が言っているわけですよね。
だったら出版社に向けてお願いしなきゃダメですよね。
300万円を引っ張るためにプレゼンしなきゃいけないわけじゃないですか。
読者に向けてプレゼンしてもダメですよね。
出版社の本音は売れる本を出したいわけです。
メーカーは商品を作って売るのがメーカーですから。
そうとなると企画書に何を書くかって話ですよ。
必ず売れます。売れると思います。と書かないといけません。
もし読者に向けて書いたら
「こういう人を救いたい」とか
「こういう困っている人がたくさんいるのです」とか
だけど売れますって言わないとこの費用を出してもらえません。
「この本は売れます」
「だから御社で出版させてもらってお互いに儲けましょう」
「私が著者として頑張ります」
「出版社も儲けましょう」って書かないといけません。
出版の話を聞きに来て何故マーケティングの話なのですかと。
物やサービスを買うとかなぜ商売の話なのですか?って思った方もいらっしゃると思うので説明をすると
出版社にとって本は商品だということ。
トヨタとか日産とかホンダは車を製造販売するメーカーですよね。
それと同じように集英社、角川、ダイヤモンド社、日経さんなどの出版社は本を製造販売するメーカーです。
全く一緒です。
車を売っているか本を売っているかの違いです。
どうしても出版っていうと
我々は幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と紙の本で勉強してきたので
尊い物であったり勉強のアイテムとか文化の担い手とか思いがちなのですが
もちろんそういった側面はあるのは事実です。
ただしメーカーである出版社からするとこれは本という商品です。
だから売れないと困るのですよっていうのがもう実情なのです。
本は逆説的にいうとなんで買うんですかって話ですね。
消費者として我々はどういう時に買うのか
A.欲や快楽、夢や希望を叶えるため。
B.恐怖や苦痛から逃れるため
C.時間を短縮するため
わかりやすい例から言います。
C.時間を短縮するため
本ってじつは2種類あって
漫画とか小説とかポエムっていう
いわゆるフィクションの本と私たちが書いているようなビジネス実用書
というノンフィクションの本があります。
フィクションの本っていうのは時空を越えるとかドラえもんとかお空飛ぶとか
ああいったものはどちらかというと嗜好品なのですね。
お酒とか煙草みたいな生活にどうしても必要なものではなくて生活に潤いを与えるものですよね。
なんだけどお米とかパンみたいな主食っていうのは絶対必要じゃないですか。
ビジネス実用書っていうのはどちらかというと必需品です。
例えば健康本とかお金の本とか
お金が無いと人間生きていけませんよね。
当然、健康じゃないと人間が困っちゃいますよね。
なので、今は2つあります
ノンフィクションとフィクションで
フィクションの方は生活に潤いを与えるものだけれども
ビジネス実用書はお金の本とか健康の本とか勉強の本というのはどうしても必要な本。
どうしても必要な本というのは読みたいから読むわけじゃないのですよ。
必要として読むんですね。
こういうのを我々は実利と言っています。
漫画とか小説はどうしても必要というよりも楽しみたいからですよね。
だから例えばワンピースや昔だったらドカベンやこち亀みたいに100冊超える漫画とかあるじゃないですか。
あれは永遠に終わってほしくないわけですよね。
どうしても必要じゃないけれども
悩みの解決として読むビジネス実用書っていうのは誤解を恐れずに言うと
手っ取り早くうまくいく方法が知りたいから読むのですよね。
今日のセミナーも例えば10時間あってそれが全100回とかだったら
ちょっと待ってくれって話ですよね。
今日もたった4時間ぐらいで出版ノウハウがわかるということでこの会場に皆さんお集まりじゃないですか。
なのでビジネス実用書は読者の時間を短縮するためのものなのです。
さっさと答えが知りたいから。
じゃあ今回皆さん本を書きたいから来たわけですよね。
読者が早く答えを知りたい。
だから500ぺージの本を上下巻で1000ページなんて書いたらダメなのですよ。
だって時短にならないから今ビジネス書で売れている本っていうのは実は200ページぐらいです。
字が結構大きいです。
行間がたくさんあってイラストとか図表とかあとは空白のページがたくさんあって
簡単に言うとスカスカの本が売れています。
それはやっぱり文字離れっていうのがあるのですよね。
活字離れっていうのがそれを表すように
ドラッカーの本であるじゃないですか。
あれはダイヤモンド社の上下巻で500ページ500ページで1000ぺージの本なのですよ。
値段も高いです。多分一冊3000円ぐらいですけどなかなか売れませんでした。
あれはダイヤモンド社っていう出版社が出していますけど
ドラッカーをどうしても売りたいということで
どうやったら売れるのかなっていうダイヤモンド社の編集者が知恵を絞ってできた本が
皆さんご存知の「もしドラ」です。
もしも高校生マネージャーがドラッカーを読んだらって本です。
あれは読みやすいですよね。
小説風にしていてドカンと200万部売れました。
つまりドラッカーみたいな崇高な重みのある本は
経験、知識、ノウハウを入れたい人でもドラッカーを読めないわけなのですよ。
それで「もしドラ」だったら読めたってことで売れた。
「もしドラ」でさえ読めない人は
漫画で覚える「もしドラ」みたいな「マンガで覚えるドラッカー」みたいな本が結構ありますよね。
あれもビジネス書コーナーになるのですよ。
例えば「孔子」とか「マンガで覚える歴史上の人物」とか「マンガで覚えるマーケティング」とか。
なので、我々書き手はいかに簡単に伝えてあげるかってことを念頭において本を書かなければいけません。
欲や快楽、夢や希望を叶えるため
これはまさに今日のセミナーがそうですよね。
出版実現セミナーっていうのは今よりも良くなりたいって話ですよね。
出版をして名声を手に入れたい出版をして集客を楽にしたい。
出版して印税をもらいたい。
出版して有名になりたいみたいな
お金なんかがそうですよね。
何とかで1000万円稼ぐ本とかお金周りの方も恐怖や苦痛から逃れるため。
これはやっぱり健康本です。
だって究極の恐怖は死んじゃうことだから。
あと健康じゃなくなったら辛いですよね。
だから健康本っていうのは
お医者さんが書いた健康本とか治療家が書いた肩こりが治るなどの本は凄く売れていますよね。
そして最近本を読む人たちはどういう人なのかなって考えてほしいですよ。
実は10代、20代は本を読まないですよね。
スマホネイティブなのですよ。
ネットネイティブなのですよ。
本を読むのは30代後半から40代、50代、60代、70代ぐらいです。
そうなってくるとやはり健康本っていうのは
50代、60代、70代にとってはすごく大事だから健康本は売れています。
その証拠に読売新聞の広告って「70歳からの健康」とか「80歳団地で一人住まい」とか
「月10万円の年金」で暮らすみたいな。
ちなみに読売新聞読んでいる人っていうのはお年寄りが多いです。
日経新聞で読んでいるのかビジネスエリートが多いとか新聞の種類によっても読んでいる人たちが違います。
あと業界紙っていうのもありますよね。
日経新聞とか色々読者にターゲットを絞ってやっています。
皆さんが書きたい本は
欲や快楽、夢や希望を叶えるためなのか
恐怖や苦痛から逃れるためなのか
いずれにしろ読者にとって時間を短縮してあげるという話が大事です。
ちなみにお金はAでもBでもありますからね。
お金持ちになりたいはAです。
お金がなくなるのは怖いっていうのはBです。
老後2,000万円問題は1、2年前に話題になりましたよね。
老後に二千万円持っていないと大変な老後過ごしますよって貧乏老人になっちゃいますよって煽っているわけ。
お金はAでもありBでもあると。
「そもそも誰でも商業出版は可能なのか?」って話ですね。
商業出版という言葉を初めて聞いた方がいらっしゃるかもしれないので簡単に説明すると
皆さんの本棚にある本はほぼ商業出版です。
「じゃあ商業出版以外に何があるのか?」ってことなのですが
商業出版以外は自費出版っていうのがあります。
商業出版と自費出版の違いは2点あって1点は流通しているかってことです。
流通というのは書店に本が流れているか我々が普通に買えるかってことです。
もう一点が制作費用の話です
制作費用を出版社が持つのが商業出版です。
著者が持つのが自費出版です。
ということは
自費出版は制作費用を自分でもってなおかつ流通しないってことですね。
流通しないってことは読者に届かないから本を出しても影響力がないってことです。
なぜ本を出すと影響力があるかっていうと自分の知らない人が本を読んでくれて
そこでその読者がお客様になってくれたりファンになってくれたり仲間になってくれるってことですね。
今回は商業出版の話をします。
自費出版の話は今日はしません。
ちなみに出版社から皆さんのところに「本を書きませんか?」という
メールや電話とか郵便物が届いたらそれはほぼ自費出版です。
それはそうですよね。
なんでわざわざ向こうから声かけるのだって話ですね。
それは皆さんがテレビに出ているとか皆さんが人気だとか皆さんがインフルエンサーだったら別ですよ。
今回は商業出版ですけれども商業出版は誰でもできます。
もちろん誰でもと言っても赤ちゃんとか小学生とか引きこもりとかそういう人は別ですよ。
僕が言っているのは商売をされていてそれなりの経験、知識、ノウハウがある方は
サラリーマンであっても起業家なら尚更出版できますよって言っています。
それはなぜかというと
この三角形の法則というのを使って説明します。
皆さんそれぞれ色んな世界でお仕事されていますよね。
例えば僕は出版コンサルなので出版業界の話をします。
世の中には100冊以上、本を書いているビジネス書の著者がいます。
それを30冊書いている人
10冊書いている人
5冊書いている人
1冊書いている人
ゼロの人っているじゃないですか。
出版コンサルは100冊書かないとできないのか
30冊書かないとできないのか
いわゆるSかAじゃないと出版コンサル、出版の先生はできないのかっていったらそんなことないですよね。
なぜかと言ったら皆さんのようにまだ一冊も書いていない人にとっては
1冊や5冊書いている人のノウハウだって十分使えるじゃないですか。
むしろ100冊書いています。
年齢が75歳ですとか言う人。
最近の出版事情が分からないかもしれないですね。
今はもう自分で拡散していかなきゃ駄目です。
そうなると実は1冊でも5冊の人でも0冊の人から見れば十分教えられます。
本を書きたいなんて思ってなかったけれども本を書けばビジネスが加速するのだなとか
なるほど本を書いて印税生活っていうのがあるのだなとか本っていうと小説や漫画のイメージがあったけど
自分がやってきたことをビジネス書にすれば人に影響を与えられるのだって今までアウトオブ眼中だった人が最初の1冊の書き方を教えてくださいってなります。
じつは僕は17冊本を書いていますよね。
17冊本を書いているから出版コンサルやっているかって言ったらそんなことはなくてDでした。
僕が本を1冊しか書いてない時からもう既に出版コンサルをやっていました。
なぜかと言ったら弁護士とか会計士とか社労士の人がどうしたら松尾さんみたいに本が書けるのですかって言われて
コンサルや士業は本を書きたいのだ!と分かったからです。
そしたら最初の1本のやり方を教えてあげた。
これは本の話ですけど
わかりやすい例えをすると
去年まで新入社員だった人が入社1年目の4月から入ってきた新入社員に
3月まで大学生だった人に名刺の受け渡しとか電話の取り方とかファイリング作業って教えるじゃないですか。
会長とか社長とか部長が教えないでしょ。
ありえないでしょ。
だから本当はちょっと前の先輩が教える。
ちょっと前の先輩が教えるっていうのがちょうどいいわけなのですよ。
実際これは面白い話ですけど
昭和とか平成の前半とか中盤ぐらいまでは偉人が本を書いたのですよ。
偉人っていうのは本田宗一郎とか松下幸之助とか今だったら孫正義さんとか田中角栄とか
今でもそういう本を書いていますよね。
皆さん書店に行ったら名前なんか知らない人がいっぱい本を書いていますよね。
経歴を見ると1985年生まれとか下手すると1990年生まれとか「お前何歳!?」みたいな
70歳以上の人から学ばなきゃいけないとか思わないでしょ。
その人が上手くやっていてその人自身が成功しているのだったらそれを真似したいって。
むしろ年齢が近い人の方のピンと来るかもしれません。
時代が合っているとか使っているツールが同じだとか。
ネットが普及してスマホが全盛になってからはネットの本なんか当たり前ですけど
若い人の方が当然使えるわけだからね。
ビジネス実用書の中で専門書っていうのがあります。
専門家が専門家に教える本です。
専門書って高いイメージありますよね。
なぜ専門性が高いかっていうお話をしたいと思います。
専門書は難しい事、すごい事が書いているから高いわけではありません。
だって難しいことをビッシリ書こうと制作コストはインク代と紙代だけだから。
じゃあなぜ高いかっていうと専門書は500冊から1000冊ぐらいしか刷りません。
なぜかというとSの人がAやBに売るわけだから
その人たちが買ったとしてもここの網の部分が少ないわけです。
つまり最初から買う人が限られています。
ただたくさん刷っても売れないってことが分かっています。
全員買っても何人買うか決まってるいんですね。
そうすると政策コストを5,000円とか1万円にしないと合いません。
なぜ普通の本が1,500百円で売れるかと言うと
最初から桁が違うのですよ。
5000部くらい刷るわけですよ。
ビジネス書って
だから1,650円っていうコストで出来ます。
ビジネスは安くたくさん売るのか高く少量を売るしかないわけですよ。
ビジネスで儲かるには専門書は最初から高く売らないと合いません。
500冊とか下手すると300百冊とか。
ここは皆さん間違えているのは専門書がすごい事が書いてあるから高いと思ってますけど違います。
冊数が少ないから。
僕らは専門書は書かないでくださいと言っています。
なぜかというと専門家が専門家に本を書いたとしてもお客になりません。
客はどこにいるかというと外にいるわけですよね。
例えば僕のお客さんは本を書いたことがない人です。
弁護士のお客さんは弁護士じゃないですよね。
弁護士が必要な人は非弁護士。
経営者とか離婚を考えている人とかだけど
弁護士が弁護士の本を書いたら権威はつくけれどお金にならない。
弁護士が法律改正に関する本を書きますよね。
新しい最新版って読むのは誰ですか?
素人は読みませんよね。
弁護士か弁護士事務所の人が読みます。
「誰でもできる交渉術」とか「離婚で1円でも多くお金を取る本」みたいなのは
三角形の外の部分の人が読みます。
今ここに書いてある本の先生はとても分かりやすく教えてくれそうだから
この人に一回問い合わせみようかなとなるわけです。
つまり我々はここに向けて書かなきゃダメだということです。
そうすると本がブーメランのようにお客様を連れて帰ってきてくれるということです。
専門書を書いてもライバルを増やすだけ。
もちろんそれは大事ですよ。
大事だけどお客様を連れてきてほしい
いわゆるマーケティングの観点からすると
一般書、ビジネス実用書、基本書を書いてお客様を外から連れてくる。
そうすると自分が業界の中でトップじゃなくても本が書けて
なおかつお客様を掴めるって話です。
これはすごく大事なので覚えてください。
社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった
これは香取さんと方が出版していますけど
今書店に行くとディズニーの〇〇とかディズニーで学んだ〇〇とか本が置いてあるじゃないですか。
この本はその走りです。
走りというのは一番最初に出たディズニー関連のビジネス本です。
ビックリしたのがこの香取さんってディズニーランドの正社員とかディズニーランドの創業メンバーとかディズニーランドの社員教育を教えている人とかでは全くありません。
高校時代に2年間東京ディズニーランドでアルバイトしていて
今組織コンサルをやっています。
ディズニーランドで学んだ知識っていうのは
別に生粋のディズニーノウハウではありません。
アルバイトの時に自分が感じた個人的な主観
当然そこで色々学びますよ。
ディズニーランドやマクドナルドは
しっかりマニュアルが作り込んでありますからね。
でも言っちゃ悪いですけどDです。
高校2年間のアルバイトのノウハウを大人になって思い出して書いた本が売れたわけです、
そうするとCとかBとか言われるディズニーの社員研修を教えている人とか
ディズニーを日本に持ってきた人とかが後から本を出しました。
でも最初はアルバイトが書いたノウハウだから。
ちなみに1冊目は内容が薄くてもディズニーノウハウというだけで売れます。
でも、だんだん本物が出てくるとDとかでは太刀打ちできなくなる。
だから早く書いちゃえばいいのですよ。
「社長さん!銀行員の言うことをハイハイあなたの会社潰れますよ」
これは元銀行の融資担当者が書いた融資の指南書です。
融資の指南書というのは
中小零細企業が「こうしたらお金を貸しますよ」「こうしたらお金を貸しませんよ」という本です。
この本の著者川北さんと篠崎さんの共著になっています。
川北さんと篠崎さんと同じ会社の社長で社員が篠崎さんです。
こちらの社長の川北さんとは僕は起業同期で昔はよくお酒も飲んでいたのですよね。
川北さんは元々、名古屋の出身です。
東京の早稲田大学を卒業して卒業と同時に地元の一番大きい銀行に勤めて
2、3年してから融資担当をやって計4、5年して独立しちゃいました。
だから27歳で独立しました。
短い期間で得た経験、知識、ノウハウを与える本です。
銀行員の言うことは銀行寄りの考えで、もうちょっと疑ってかかりなさい。
あとは、こういう風にするとお金が借りられますよ。
こういう風にしたらお金を借りられませんよ。
だから中小零細企業の社長は銀行員とこう付き合ってくださいという本です。
この本は10万部売れました。
ビジネス書ってどれぐらい売れたら売れたか?というと
質問があるかと思って簡単に言うと今は1万部超えたらヒットって言われています。
なぜなら、初版がだいたい5,000部ぐらいです。
少ないと3,000部~5,000部ぐらい。
重版と言ってその本が売れるとまた版を重ねます。
それが2,000部とか小さい会社だと1,000部ずつロットを重ねていきます。
そうすると3刷り4刷り5刷りぐらいで1万部超えます。
だから3刷り4刷り5刷りで1万部超えると出版社としては売れましたよと言って
著者にありがとうって言って著者も胸を張れます。
だから10万部ってすごいですよ。
ウチも今250冊以上著者スクールから本が出ていますけど
10万部超えた本って一冊しかないですね。
5万部超えた本が2冊ぐらいで1万部超えた本が一割無いくらいです。
ただし、重版率と言って最初に例えば5,000部刷って、さらに1,000部、2,000部っていうのは
この著者スクール生は4割切るぐらいです。
ちなみに重版率は業界平均で2割あるかないかって言われています。
ネクストの受講生は業界水準の2倍は売れています。
この本を読む人っていうのは銀行からお金を借りたい人なので
銀行からお金を借りたい経営者、幹部、経理の人。
結局ビジネス書っていうのは読んでも自分でできる人っていうのはあまりいないですよね。
もちろん何割かいますよ。
だけどほとんどの人は本を読んでも何もしない人が一番です。
自分でやっちゃう人が1割ぐらいで
勘が良い人はこの著者にお願いしちゃいます。
そういう人が多分2割ぐらいでそれがいちばん賢いと思います。
本って我々コンサルからすれば見本市みたいなとこがあります。
この見本を見てデパ地下の味見みたいなものですよね。
それでよかったらコンサルに頼めばいいわけです。
当たり前ですけど1,500円ですごいノウハウを書いているのだから
それが良いと思って来てくれた人にはすごくちゃんとしますからね。
この川北さんの会社に仕事がたくさん来て支店が5倍ぐらい増えた。
川北さんご自身の年収がすごく上がったんですよね。
お酒を一緒に飲んでいる時に川北さんにどのくらい役員報酬をもらっているの?って聞いたら中日ドラゴンズの6番バッターぐらいですよって言いました(笑)
彼は名古屋の人間なのですぐに中日の話をします。
こっちは中日のことなんか全然興味がないので(笑)
僕、その時に調べました。
中日6番バッターの年俸を。
そしたら当時6,000万円でした。
コンサル会社の社長が6,000万円ってすごいですよね。
年商じゃないですかね。
役員報酬ですから。
本が売れるとすごいなっていうのを僕はそこで感じました。
誰にでもできるセミナー講師になって稼ぐ法
じつはこの本は僕の1冊目の本ですね。
僕は38歳の時の本です。
今までセミナーとかを自分のビジネスに組み入れるなんて考えてなかった人が
この本を読んで自分のビジネスにセミナーを組み入れたという。
当然、僕のセミナーにもいっぱい来てくれました。
僕のお客さんにもいっぱいなってくれました。
じゃあ僕がセミナーベテランだったかというと
いやいや、セミナー2年目ですよみたいな。
立ち位置チェンジの法則
立ち位置チェンジっていうのは
今日僕がやっているのは実は立ち位置チェンジです。
僕は今でも現役の著者ですなんだけど
本を書く上で経験、知識、ノウハウってあるじゃないですか。
それを皆さんのようにこれから本を出したいよっていう人に
プレイヤーとしてやっている経験、知識、ノウハウを立ち位置をちょっと変えてティーチャーにした。
自分が本来だったら本を書くノウハウを書けない人に
「こうやって書けばいいのですよ」「まず企画書が必要です」「企画書の項目は〇〇です」「企画書をこう変えてください」
「こういう書き方なのですよ」「次はプロフィール書いてください」「著者プロフィールは本の内容によって書き変えます」
「著者プロフィールは履歴書と違いますよ」っていうのを全部教えているわけです。
僕が当たり前にできること
つまり自分がプレイヤーとして当たり前にできることをできない人
またはこれから始める人に立ち位置をプレイヤーからティーチャーに変えて教えるだけのことなのです。
すごく分かりやすい例で言うと
現役の大学生がいるじゃないですか。
すごく頑張って東京大学に入りました。
でもそれだけだったら
東大だろうと早稲田だろうとお金を払う学生ですよね。
だけど東大、早稲田の学歴を使って塾の先生をしたり家庭教師をやったらお金をもらえますよね。
頭に入っている勉強は一緒です。
それを自分で使うか人に教えるかだけです。
だから僕はプレイヤーとしての著者の実績を本を書いたことがない人に教えているだけです。
立ち位置を変えているだけだけど、そうすることによってキャッシュポイントが二倍になるんですよね。
プレイヤーで1本。
ティーチャーで1本
これは大きいですよね。
ほとんどの人はプレイヤーしかやらないわけですよ
なぜかと言ったらお金をもらって教えるなんて発想がないから。
でも別に教師だって塾の先生だって何か特別なことじゃないですよね。
自分が覚えたことを教えているだけですよね。
なんだけどそれ以外で教えようとは思わないわけですよね
例えばNLPや心理学、コーチングって覚える人いっぱいいるじゃないですか。
だけどコーチングで稼いでいる人はコーチングを教えている人ですよね。
NLPで稼いでいる人はNLPを使っているのではありません。
NLPを教えている人です。
自分で使ってもそんなに喜ばれないけど教えると喜ばれるんですよね。
これは大きいですよ。
多くの人はなぜかプレイヤーで止まりますけど要領が良い人はティーチャーもやるプレイヤーもやる。
歌で言ったらシンガソングライターみたいなものですよね。
歌うけど曲も作って楽曲提供もします。
昔のつんくさんとかCHAGE and ASKAとか。
桑田佳祐とか自分でも歌って人にも楽曲提供しますよね。
でも多くの人が歌うだけです。
ですので、僕は現役のセミナー講師で今日もセミナーやっているし
コンサルティングとか色んなところで登壇していましたけど
「どうしたら松尾さんみたいにセミナーができるのですか?」
「どうしたら松尾さんみたいに1回3時間話すと20万円とかもらえるセミナー講師になれるのですか?」
「あ!そういうことを知りたいのか」と思ってセミナー講師になって稼ぐ法っていう本を書きました。
ここに書いていることは僕が普段やっていることを言語化して「こうやったらいいですよ」って言っているだけです。
セミナーをやっていると「松尾さんって教え方上手ですよね」なんて言われます。
自分でそんなことは思っていないのだけど世の中、他者認識なので
他者認識っていうのは人からの評価です。
お金って結局人からの評価です。
自分が上手いと思っても人が教えてって言わなかったらお金にならないですよね。
すごく歌が上手くてもカラオケしか披露する場がない人と
そんなに上手くないのだけど人がいっぱい集まってコンサートができる人は
どっちがプロかって言ったら後者ですよね。
「松尾さんが教え方うまいですね」って言われたから
『教え方の鉄則』という本を書きました。
『ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法』
『お金に困ると困らない人』とか起業本を書いています。
じゃあ松尾さんが東証プライム企業の創業社長ですか?とか
何百億稼いでいるのですか?と
僕に言われても「ごめんなさい、全然です。年収をやっと1億見えてきたぐらいです」と。
「一人社長ですよ、小さい会社ですよ」と。
「でもサラリーマン時代の3倍ぐらいは自由に使えますよってレベルです」
「孫正義と比べれば蟻と象ですよ」
だけどみんな孫正義の本を読みたいですか?って話です。
たしかに昭和の時代は偉人の本を読んだけど令和になって
みんなが読みたいのは実現可能なノウハウ本です。
勿論未だに孫正義の本を読む人もいますよ。
だけど本当に役に立つ本は自分が手の届く人ですよね。
だから年収500万円の人は年収1,000万稼ぐ本を読むべきだと思います。
孫正義の本を読んだとしてもパクりようがない。
どこを真似していいか分からないじゃないですか。
でも年収500万円の起業家が1,000万円の本を読むのだったら
「なるほど、こうしたら倍になるのか」みたいな感じで
で年収1,000万円だったら2,000万円の人の本を読むべきだと思いますね。
2,000万円ぐらい稼げてやっと億の本を読んだ方がいいと思います。
起業したての人が億の本を読んでも…
10億100億の上場企業の社長の本を読んでも冒険小説ですよ。
ですので、僕はまさにこれから起業する人に教えています。
または650万円稼げてない人。
でも本当は起業してない人です。
「起業したいな」「サラリーマン嫌だな」「上司の言うこと聞いたくないな」って
月50万円稼げたらまあまあいいかなって。
月50万円なら何とか現実的かなっていう人に書いています。
だから僕の年商が1億行かなくてもまあいいじゃない。
よく、650万円ぐらいで独立してどうするのだみたいな人がいるけど
いやいや650万円稼げてないで独立する人なんていっぱいいますよ。
例えば社会保険労務士とりました
行政書士の専門学校、社会保険労務士の専門学校に
通っている時は資格取ったら年収1,000万円ですよなんて言われたから
真に受けて独立したら年間100万円も稼げてない人いますよ。
それはそうですよね。
資格が食わしてくれるわけじゃないから
資格を取った自営業者になるわけだから
今度は営業しないと仕事が取れないでしょ。
よく資格取る人って営業したくないから先生になるって方がいますけど
おそらく医者ぐらいですよね、営業しなくても食っていける国家資格って。
今、弁護士だって当たり前ですけれど資格取っても
自分で開業した瞬間に仕事なんか舞い込んで来ないですからね。
でも医者だけは大丈夫だと思いますよ。
なぜかと言ったら日本医師会があまりに強くて人数制限かけているので。
それこそ1階夜勤バイトしただけで10万、20万円取れますからね。
だけど基本的に何か資格を取ったから飯が食えるわけではないですよね。
なので仕事の取り方を本に書いています。
その代わりスモールビジネスです。
650万円って書いていますけど
年商1,000万円、2,000万円です。
いって1億ですよって。
それでいいのだったらって
そういう人の方が多いですからね。
ですので、僕からすると
実はひとりで起業して5年とか10経ってずっと黒字化している人は全員起業コンサルタントとして
起業本をゼロか外の人には書けるはずです。
みんな書こうとしないし
そんな発想が無いだけであって。
誰も孫正義、ユニクロの柳井さんの本を読みたいわけじゃないですよ。
だって真似出来ないから。
税理士、会計士、税務・会計の専門家。
お金関係の本を書けますよね。
あと通訳、英語の先生、通訳やっています。
この3年間、通訳の人はもう仕事にならなかった。
思考停止しちゃう人は
「しょうがないよね、私通訳だから」
「外国の人が日本に来なかったら商売上がったり」
「でもこれはしょうがない」
でも僕だったら
「いやいやちょっと待ってよ」と
通訳ってことは英語ができる
「日本人に向けてTOEICの点数の取り方とか」
「日本人で英語が喋れないと困るような人に英語を教えたらいいじゃない」
「人と会えないのだったらズームで教えればいいじゃない」って
「その時のテキストを英会話本にして出版しちゃえばいいじゃない」と
「あなたの英語は通訳にしか使えないのですか」
「そうか!」ってなるわけですね。
英語という武器があったらその英語は通訳以外に使えないのかって話です。
その時に英会話のテキスト本を作って例えばTOEIC本を書いて国内の人に教えれば。
人と会えないならズームでは教えればいいじゃないですか。
それも思考停止です。
「もうコロナになって外食して人が来ないのだから俺は仕事がないんだ」
だけど頭がいい人は他のこと考えますよね。
緊急事態宣言中20時にお店を閉めなきゃいけないとかお酒出せないとか。
でも僕だったら、じゃあ昼間はやっていいんだよねって。
昼間にランチ営業なんかしないで近所のお金持ちの奥さん集めて三つ星シェフが教える家庭でできるフランス料理教室とかやるじゃないですか。
それで、そのために料理のレシピ本を書けば。
これも発想の転換ですよ。
「シェフだからお客さんに料理を提供しなきゃいけないと思っている」と
「いやいや、シェフだけど料理ができるのだから料理教室の先生やればいいじゃない」って話です。
だって、「どうせ具材余っているでしょ」とお客さん来ないのだから。
そこで顔なじみになれば夜も来てくれますよ。
「いやいや料理人は料理を提供するだけだ」
「俺は料理教室の先生じゃない」
それは発想が凝り固まっているだけですよね。
だから僕は著者だけど出版コンサルの方が楽しいですよね
なぜかというと例えば僕は法律の本は書けないわけですよ。
だけど弁護士に書いてもらうことができる
会計士に書いてもらうことができる
「こういうアイデアがあるのだけど、これ売れそうなんだよね」「これニーズがあるんだよね」って
「僕書けますよ」って
そういうプロデュースをして両方やったらいいと思います。
出版をすると、どんな良いことがあるのかっていうのを
中卒(本当は中央工業専門学校土木科卒)の
田中角栄はなぜ自民党総裁選で東大卒大蔵官僚エリート福田赳夫に勝てたのか?
これは1972年だから生まれてない方の方が多いかもしれないけど
私は生まれていました。
僕は67年生まれなので。
ここに出てくる福田赳夫さんは我々が知っている福田総理のお父さんです。
この1972年当時自民党の総理総裁選は今も昔もね自民党は政権与党なので
ここでトップになった人は内閣総理大臣ですよね。
今まで通り東大出てから大蔵省の官僚
今で言うと財務省、その前の大蔵省ですね。
官僚の福田さんが既成路線で総理になると言われていました。
そこに新潟の田舎から出てきた田中角栄さんは
もう歴史上の人物ですけど当然あの人も若い時があったので田中角栄は田舎から出てきた。
俺は絶対国を変えるんだ!って志があった。
ただし正攻法に行ったら勝てないと分かっていたので田中角栄さんは奇策に出ます。
自民党の総裁選の前月に日本列島改造論という本を出したら世の中が変わったんですよ。
どう変わったかって言うと
「田中角栄さん私たちと同じ中卒だけど本を書くなんてとんでもなく頭がいいんだ」って
田中角栄さんが街頭演説をしたりライターさんに色々なお話をして語り起こしして書いたと思いますけど
世間はそんなこと知らないのでそんなこと分からないから「田中角栄は本を書くんだ」と。
今でこそ政治家が本を書く
政治家が選挙前になったら本を出すっていうのは多いですけどその走りなんですよ。
だから世間的に田中角栄はお金がなくて大学行けなかったのだけどこの本の内容が地方の人に刺さったんですよね。
どう刺さったかっていうと中央と地方の格差をなくすという。
具体的には全て東京に向けて新幹線と高速道路を日本全国に繋げるというもので今はそうなっていますよね。
高速道路は当然日本全国にあるし新幹線ももういよいよ北海道も九州も結びましたよね。
それがここに書いてあります。
もっとすごいのがリニアモーター構想もここに書いてあります。
凄いですよ。
この方は土建屋さんの社長です。
だからそういうのがすごく強くて。
今はそんなことないけど昔は東京ばかりにお金が集まってズルいって言われたんですよ。
地方は人もお金もないって言って。
でもそこに東京都に高速道路ができればトラックで荷物運べるではありませんか。
それをやると言ったことによって地方票が動きました。
今でこそ大学進学率って50%超えましたけど
田中角栄さんが20歳の時、大学進学率なんか10%無かったですからね。
ということは選挙権を持っている人の9割以上は中卒か高卒だったわけですよ。
だからやっぱり人間って自分と同じような人が頑張っていたら応援するじゃないですか。
それで世論が動いたわけですね。
今と違って本の影響力がすごくあったんです。
今はインターネットがあるから色んな情報が誰でも発信できるけど
1970年当時、情報は本が新聞かテレビしかなかったんですよ。
テレビも地方に行ったらNHKしか映らなかったわけです。
だから今の流通を使ったんですよね。
これで田中角栄さんは皆さんご存知のように総理総裁になりました。
その後の政治家は別に総理に限らず大臣クラスでも
あと地方の首長も本をたくさん書くようになりましたよね。
今はもう選挙前になると色んな方が本書かれていますよね。
スターバックスが日本でテレビCMを打たないわけ。
スタバとドトールとマックの違い。
このスタバもドトールもマックもコーヒーを出しているじゃないですか。
ご存知のようにマックのコーヒーって安いですよね。100円台ですよね。
スタバのコーヒーって安くても500円ぐらいしますよね。
だから5倍ぐらいするわけですよ。もっと高いのもありますよね。
マックはキムタクのコマーシャル出しているじゃないですか。
言うまでもないですけど、木村拓哉さんはタレントの中でS級の方ですよね。
というのは一番ギャラが高いグループの人ですよね。
だったらスタバだって儲かっているのだからキムタク気を使えばいいじゃんって話なんですけれども僕はスタバの本を読んだんですね。
これは元々スタバのビジネス戦略です。
ビジネス戦略っていうのはスターバックスに来るお客様とマクドナルドに来るお客様っていうのは全然違う。
簡単に言うとマックはテレビをよく見る層が来ます。
中学生とか小学生とか高校生とか年金貰っている方とか。
スタバはどちらかというと小学生、中学生、高校生が来なくて比較的お金持っている大学生か
いわゆる仕事を持っている社会人が来ます。
仕事を持っている社会人は昼間からテレビなんか見ている暇がないわけですよ。
今日ここにいらっしゃる方も基本的にはテレビをあんまり見ないと思います。
最近テレビが家にないっていう人もいますからね。
当たり前ですけど、テレビを見ないのにテレビCMを打っても何の効果もないですよね。
テレビCMって高いですからね。何千万、何億しますからね。
じゃあスタバはテレビを打たない代わりに何をしているかっていうことですね。
ブックマーケティングです。
スターバックスのイメージ戦略が良くなるような本を自費出版でお金をかけて2,000万円、3,000万円かけて
商業出版と同じレーベルに載せています。
商業出版と同じように流通させています。
なぜかと言うとスタバは本を読むような人に来てほしいわけですよ。
本を読むような人は騒がしくありません。
マックは騒がしいわけですよ。
みんなベラベラ喋っているから。
これがマーケティングの違い。
マックは低価格層だから低価格層が見るテレビCMをバンバン昼間から流す。
スターバックスは高価格層で高価格層の人は
頭が良いから昼間からテレビを見ないで本を読む。
僕がたくさん本を出しているのは当たり前ですけど
皆さんのように本を読む知的な人に集まってもらいたいからです。
本を読むような人は本を読まない人に比べて高収入です。
当たり前ですけど、大卒の平均年収と高卒の平均年収と中卒の平均年収は
大卒が一番に決まっていますよね。
大卒でも偏差値高いところとFランだったら大体偏差値が高いところの方が平均年収が高いですよね。
そういう風にお客様をどこで集めるかという話です。
テレビCMで集めるのは高いから低価格層
水など薄利多売商品はテレビに合っています。
船井総合研究所ってあるじゃないですか。
船井総研船井総研もブックマーケティングをやっています。
あそこは創業者から経営幹部から末端の社員までみんな本を出すようにしています。
本を読者で集めてそれを囲い込む。
いわゆる会員制ビジネスをやっています。
士業コンサルタントが本を出している理由は本からお客様を集めるためです。
だから専門書は書きません。
専門書は同業に知恵を教えるだけであって
客にはならないからいわゆる素人向けに書きます。
だから簡単に書かないといけません。
商業出版の現実。
出版をしたければ〇〇と○○を必ず作ること。
大事なのは原稿ではない。
よく原稿を全部書いて出版社に送りますみたいな人がいますけど
ビジネス書の原稿を書いて出版社に送っても99%見てもらえません。
ちなみに漫画、小説は原稿ありきです。
ビジネス書は何が必要かというと出版企画書と著者プロフィールです。
出版企画書というのは本の設計図です。
こういうタイトルで200ページぐらいでこういった内容を書きます
なぜならば、今の世の中はこういう風な人たちが多くて
こういう人たちがこれだけ悩んでいる人がいます。
悩んでいる人が実は〇〇の統計でいうと300万人います。
その人たちは本をよく読む層です。
平均年収がいくらです。
本の内容は〇章立てでそれぞれの項目を書いている。
著者プロフィールというのはこの本の著者にふさわしいプロフィールです。
だから本の内容にリンクしたプロフィールを変えなきゃいけません。
例えば3冊、本の企画を変えたら3冊分3つ違ったプロフィールを全部違う必要はないけど
マイナーチェンジさせなきゃダメです。
例えば僕が出版の教科書とセミナー講師になって稼ぐ法と
コンサルタントで650万円稼ぐ方法は3つとも違います。
出版の教科書のプロフィールは自身が27の本を書いて教えている。
出版の生徒さんが300人いますというプロフィールがあります。
コンサルタントで650万円稼ぐ法は私自身が3年目から650万円稼いで
10年目で年商2,000万円になりました。
自分が教えた人が何人いて皆さんは〇〇のコンサルをやりながら650万円を〇〇の方法で超えました。
というプロフィールです。
セミナー講師になって稼ぐ法は自分は○○にセミナー講師になって
〇〇のセミナーを得意としセミナーで今、年商が○○になっています。
そして僕が教えたセミナー講師の数は○○です。
みたいな感じです。
本が何冊もあるのに一つのプロフィールを使うとそれは良くないです。
結構そういう方がいらっしゃいます。
次、出版の企画書は読者に向けて書くのではなく○○に向けて書く。
読者に向けて書くと…
例えば「路上生活者を救いたいです」「路上生活者を社会復帰させたいです」ってなりますけど
そうではなくて実は出版社に向けて書きます。
なぜならば、出版費用って300万円から1,000万円ぐらいかかります。
これを出版社が持つのが商業出版。
著者が持つのが自費出版です。
ということは商業出版なんだから300万円から1,000万円を出版社に負担してくれって我々が言っているわけですよね。
だったら出版社に向けてお願いしなきゃダメですよね。
300万円を引っ張るためにプレゼンしなきゃいけないわけじゃないですか。
読者に向けてプレゼンしてもダメですよね。
出版社の本音は売れる本を出したいわけです。
メーカーは商品を作って売るのがメーカーですから。
そうとなると企画書に何を書くかって話ですよ。
必ず売れます。売れると思います。と書かないといけません。
もし読者に向けて書いたら
「こういう人を救いたい」とか
「こういう困っている人がたくさんいるのです」とか
だけど売れますって言わないとこの費用を出してもらえません。
「この本は売れます」
「だから御社で出版させてもらってお互いに儲けましょう」
「私が著者として頑張ります」
「出版社も儲けましょう」って書かないといけません。
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