■質問者
電子書籍の出版って実際にどうなんですか?

■松尾先生
紙の本を出版して出版社が電子化するのは良いです。
無名の人が電子出版しても誰も見つけてくれません。
出版した人が影響力がある人ならいいですが
例えばXのフォロワーが10人しかいない人が出版のお知らせをしても
10人しか知ることができない。

■質問者
電子出版をしても勝手に売れるわけではないのですね。

■松尾先生
ゼロとは言えないけどあり得ない。

■質問者
SNSの時代において紙の本の価値は高まっているのですか?

■松尾先生
それは本当に言えることで
YouTuberのヒカキンさんや青汁王子その人たちはみんな本を書いています。

■質問者
たしかに結構、売れていますよね。

■松尾先生
もし、紙の本がオワコンだったら
時代の先端を走るYouTuberは紙の本は無視するはずです。
むしろ彼らは紙の本を出したがっている。
有名なYouTuberで本を出していない人を見つける方が難しい。

■質問者
ネットで有名だからこそ紙の本で自分の価値を証明したいのですね。

■松尾先生
SNSで有名になってもネットの人という色がついている
紙の本を出すとリアルな著名人になります。
テレビに出演する専門家はみんな紙の本を出しています。
紙の書籍を出していることがテレビに対する信用担保になります。

メディア側の人はテレビに呼ぶ場合は本を出している方が信頼できます。
メディアは呼ぶ人を間違えることができません。
有名な出版社で本を出している人なら呼んでも安心できる。
企業研修で招く講師も本を出している人が採用しやすいです。

もちろん売れている方がベストだけど
本が売れていなくても信用担保になります。

■質問者
すごいですね!やっぱり紙の本は。

■松尾先生
これはSNSのフォロワーの数とは別次元の信用です。