インタビュアー
  • コンプレックスを抱えている人が本を出せますか?

 

松尾昭仁
  • もちろんコンプレックスを抱えていて
    コンプレックスを抱えているまま
    何もできていない方は当然、本は書けません。

    コンプレックスを乗り越えて社会に適応できれば本は出せます。
    そういった本がヒットしている例は多くあります。

    『五体不満足』乙武洋匡さん

    『五体不満足』は数百万部のベストセラーになりました。

    特に人間は優しい気持ちがあるので
    マイノリティな方不自由な方を応援したい気持ちがあります。

    そういった方が頑張って社会に適合している
    そういった方だからこそ出せる本が売れるパターンが多いです。

    アスペルガーや社会不適合な方でも
    最近、そういった方が多いですけど
    ウチのスクールにも何名かいます。

    そういった方が起業して上手くいった本が出せています。
    むしろ、そういうのを逆手に取るのもアリです。

    ウチのスクールにいるのは性的マイノリティの方がいます。

    具体的に言うと女性として生まれて
    男性に性転換をして戸籍も変えた方です。

    その方も…
    特に令和の時代になってくると
    社会や会社がマイノリティを受け入れなければいけない世の中です。
    まだ、そこまで日本の社会は成熟していないので
    受け入れ方が分からない状態ですが

    そのマイノリティである当事者が
    どういう事に困って
    こういう風に会社が受け入れればいいですよという本を書いて
    その本は売れてその方は企業顧問や研修講師など
    そういった部分で活躍されています。