商業出版の現実という話をします
まず今ここで商業出版という話を初めて聞いた方いらっしゃると思うので
説明すると

 

出版には商業出版と自費出版
自費っていうのは自分の自に費用の費と書いて
商業出版っていうのがみなさんがAmazonとか一般の書店で買う本はほぼほぼ商業出版です

 

それ以外の本っていうのは自費出版っていうのはどういうことかと言うと
田舎の中小企業の社長が自分の自伝とか
社史とか
会社の歴史みたいな
ああ我が人生に悔いなしみたいな本
俺はこんな風に頑張ってきて
こうやって財産を築いたんだぞみたいな
すごいだろみたいな書いたやつは自費出版です

 

そういう本は流通って言って本屋さんに並ばないので
みなさんが普通に本屋で買ってる本は商業出版です
新聞取られてる方がいらっしゃれば
たまにですね
あなたの本を書きませんか？っていうような形で原稿募集みたいな
広告を見たことがある方いると思うんですけど
ああいうのは自費出版のお誘いです

 

あとメルマガ書いてたりホームページを公開していて
出版社の方から本書きませんか？って言われた場合の
85%以上は自費出版です
もちろん15％ぐらいは商業出版のお誘いっていうのもあることはあるんですけど
基本出版社からみなさんに対して本を書きませんか？って言われるのは
自費出版です

 

自費出版の費用っていうのはいくらかかるのかっていうのが
10ページに出版の費用
自費出版と同じって書いてるんですけども
だいたい300万円からです
たくさん刷ったり豪華に作ったりすると1000万円
外車ぐらいの金額ですね
ちなみにこの金額っていうのは商業出版でもこれぐらい金額がかかるってことなんです
自費出版だろうと商業出版だろうと300万円以上かかるんですね

 

なんでそんなにお金かかるかっていうと
本って100部とか200部とかじゃないんですよね
少なくても3000部とか刷るわけですよ
だいたい3000～5000なんですね今
大きい出版社とか
これ売れそうだなって言うと初版8000部とか
中には1万部っていうのもあるんですけど
だいたい3000～5000部なんですよ

 

つまり3000～5000にかかる
印刷代とか紙代とか流通代とか
１番かかるのが編集者のお給料ですね
編集者ってそれなりの高給取りなので
やっぱり人件費ってかかるじゃないですか
ですので編集者の給料とか出版社の維持費とかも
全部かかってそれをトータルすると300万～400万ぐらいかかるってことですね

 

これを出版社が負担するのが商業出版
著者自ら負担するのが自費出版なんですね