■質問者
出版で一番大切なのは企画書ですか?

■松尾先生
企画書だけじゃない?(笑)

■質問者
企画書のフォーマットがありますか?

■松尾先生
出版企画書のひな形があります

■質問者
出版企画書には具体的に何を書けばいいですか?

■松尾先生
仮タイトル・キャッチコピー・読者層・市場性・時代背景・プロフィール
本の内容は目次・章立て・見本原稿
出版企画書はA4用紙4~5枚

■質問者
自分で書いて出版社に持ち込むこともできますか?

■松尾先生
できるといえばできます。

■質問者
それで実際に出版になるケースがあるのですか?

■松尾先生
出版になるケースがあるけどややこしい。
出版できる確率は0.3%
だから出版スクールが近道になります。
あとは企画書を自分でちゃんと作れることがない。

■質問者
このフォーマットだけ見れば自分でもいけそうに見えるけど難しいのですね?

■松尾先生
一つだけご覧の方に有料級のお話をします
多くの人は出版企画書を読んでほしい読者に向けて書いてしまいます。
商業出版は出版社が1アイテム500万円の投資をしています。

5千冊刷るので500万円
3千部なら300万円
1万部なら1,000万円
ボリュームゾーンで5千冊だから500万円
その500万円は出版社が出します。

そしたら企画書は誰に向けて書くかという話です。
500万円投資をする出版社に向けて企画書を書かないといけません。

多くの出版社は従業員20~30人です。
1アイテム500万円の決済の決定権は社長にあります。
企画書は出版社の社長に向けて書かないといけません。
だから売れる本の出版企画書を書けばいいということです。

■質問者
出版企画書は投資企画書なんですね。

■松尾先生
まさにビジネスのためにお金を貸したらさらに増やして返すことと同じです。

■質問者
出版はボランティアでお金を出しているわけではないのですね。

■松尾先生
だから本を買わない読者層に向けて本を出したら会社が潰れてしまいます。