■質問者
出版によって単価が上がることってありますか?

■松尾先生
あります!

■質問者
出版によって単価はどのようにして上がるのですか?

■松尾先生
なぜ単価が安いのか考えた時に
その人に特徴がなくて単価でしか相手は判断できないから安い方を選ぶわけです。
本の読者が著者からノウハウを学ぶために値切る人はいません。
言い値がクライアントにとっての適正価格になります。

僕の本を読んだお客さんは単価が高くても安い方に行ったことがありません。
面白いことに高いから来るという人もいます(笑)

■質問者
出版スクールの価格の推移について教えてください。

■松尾先生
最初の価格は40万円で現在は110万円です。
もちろん徐々に上げていきました。
最初は実績を積むために安く設定しました。

審査員が4人から40社に増えました。
他にも書類で審査してもらっている合計60社の審査員がいます。

最初は年間10~20冊の出版実績だったのが現在は年間50冊です。
最初のオーディションで2~3冊目の出版が決まるスキームが出来ているので
人によっては1冊あたりの価格が30~40万円になるのでお得感があります。

40万円支払う人のコミュニティと110万円支払う人のコミュニティの違いがあります。

40万円だと肩書きが分からない人もいますが
110万円だと上場企業の部課長レベルがたくさんいます。
また医師・弁護士・公認会計士などの専門家の人が増えました。

組織を運営する医師や弁護士法人の社長や専門家集団のリーダーなどです。
だから実績がない人でもスクールで成功者と仲間になれます。
私のスクールは高額でも値切られたことはありません。

■質問者
スクール生が出版して高単価になった事例を教えてください。

■松尾先生
NECの部長だった人がスクールを受講しました。
発売前に売れて重版した1万5千~1万6千部売れました。
そしてコンサルや講演依頼が殺到しました。

それから三笠書房から2冊目の執筆依頼が来ました。

先日、本人から話を聞きましたが
起業1年目でNECの部長時代の最終年収を超えるということでした。

また期待できる効果として本のテーマでセミナー・講演を依頼されます。

スクールの卒業生の書籍『トヨタの会議は30分』がありますけど
著者の人が30分の講演依頼が増えたということでした。
30分の講演のギャラを聞いたら車1台分と答えてくれました(笑)