商業出版は●●ビジネス
これはね
投資ビジネスです
出版社は著者に投資をしてくれてるんです
この金額が出版費用ですね
300万円~1000万円
すごいことじゃないですか?

 

実は出版社って投資会社なんですよ
売れるか売れないかわからない本を出して
売って回収してるビジネスなんです

 

先ほど出版点数って話したじゃないですか
それはそういう意味なんですよ
出版点数を何点か出さないとどれが当たるかわからないでしょ
本当は100発100中ならいいんですよ
そんなことあるわけないんだから
それはどの編集者だって100発100中狙ってますよ
でも実際は多分3割打者だと良い方ですよね
野球と一緒ですよ

 

3割
3冊に1冊
売れるっていうのは基本的に増版って言うんですけど
最初に3000冊刷って そのあとまた1000、2000刷って
そうすると増版した本ってなるんですね
先ほど小西さんが増版しましたって言ったじゃないですか
これが増版

 

その確率が業界水準で2割って言われています
2割以下とも言われています
だから3割打者はすごいんですよ

 

だから本の大切なところ
タイトル、装丁
装丁っていうのはカバーデザイン
表紙のことです
これは決定権は出版社が持ちます
なぜかというとスポンサーだから
お金を出してるんだからそれは決定権ありますよね

 

逆に言うとみなさんが自分でお金を出す
自費出版はタイトルもカバーデザインも自分で決められます