重要なところから書くプロフィールの作り方

 

重要というのは読み手として欲しい情報の重要な部分です。

 

どういう時に他人はプロフィールを見てくれるのか?
編集者からすると面白いノウハウを持っているのか?
著者候補として使えるか使えないかを見ています。

 

特に編集者はつまらない人に付き合っている暇がありません。
必要な情報だけをつまみたいのです。

 

最初の3行を見てつまらなかったらその先を読んでもらえません。

 

重要なところから書いていきましょう。
ちなみにビジネス書もそうです。
面白い順番に書いていってください。

 

なぜかというと我々は試し読みをする時に…
本の真ん中から読む人はいませんよね。
当たり前ですけど最初から読みます。

 

だから「はじめに」というところがすごく大事です。

 

優秀な編集者はそれがわかっているので
最初の50ページは面白いところや手を入れるところをしっかりやります。
それでだんだん緩んでいきます。
最後の方はあまり面白くなくなります(笑)
もちろん全部面白ければ良いですけど。

 

その中での本当に面白いものは
「はじめに」や「序章」「1章」、「2章」に持っていきます。
だんだん後ろの方になってくると読む人が少なくなってくると思って…

 

実際にそうでしょう?
1冊買っても最初は読むけど
全部、最後まで読む本ってそんなにないじゃないですか。

 

なので、優秀な編集者はそれがわかっているので
最初の方に面白いところを持っていきます。

 

我々も読んでもらおうと思ったら
最初の方に面白いものを持ってくるしかないです。

 

その商品ネームが読めないと編集者が気持ち悪い。
しっかりとふりがなをふっています。

 

次に大事なのが何の専門家なのか?
会社の屋号を書く人がいますがそれを見てもわかりません。
会社名はその次でいいからその前に何を専門で教えられるかを伝えることです。

 

なのでどんな仕事をしていたとしてもコンサル的な考えをしないといけません。

 

自分は何のコンサルで何のサービスを提供できるのか?
その下に国家資格を持っていたら資格を書くとか会社の屋号を書くとか。

 

肩書き
自分が何の専門家なのか素人がわかるように書きます。
素人というのは業界の外の人が見てわかるように書くことです。
抽象的な肩書きを入れないでください。
法人の方がお付き合いできるような肩書きを入れてください。

 

誰の何の役に立つ人間なのか?
誰に何ができるか?
本の場合は対象が読者になります。
「何」がコンテンツになります
これが固まると「誰に」「何を」教えられるということで
編集者は「本になる」とか誰が「本を読まないな」とか考えます。