「出版企画書」
編集者はここを見ている
読者ターゲットはどこだ?
「サブターゲット」で読者を広げる
「サブターゲット」は、メインターゲットの周辺にいて、この本を購入する可能性のある人たちです。
たとえば、「組織のマネジメントに悩んでいる40代の男性管理職」にメインターゲットを絞ったら、管理職をめざす30代の会社員や、部下にマネジメントを勉強してほしいと思っている経営幹部も、手に取る可能性は大いにあります。
また、拙著『コンサルタントになっていきなり年収650万円を稼ぐ方法』(集英社)もメインターゲットは、「十分に稼げていないコンサルタント」でしたが、サブターゲットである「将来、起業を視野に入れている会社員」にも購入していただきました。
メインターゲットに確実に売ると同時に、サブターゲットで読者層を少し広げれば、スマッシュヒットも見えてきます。
ただし、サブターゲットは、あくまでも副産物です。まずは、メインターゲットを絞り込むことを優先させましょう。