ちょっとしたコツで
あなたもビジネス書の
著者になれる
ビジネス書の読者は「実利」を求めている
ビジネス書を出版したいなら「新幹線理論」を意識せよ
ここでポイントとなるのは、出版されているビジネス書は、3つの実利のうちのどれかに当てはまるということ。1つも該当しないビジネス書は、ほぼニーズがないと考えて間違いありません。
理想は、3つすべてに該当することです。これは書籍に限った話ではありませんが、3つの実利を提供する商品やサービスは売れる可能性が高くなります。
書籍以外でいえば、新幹線は3つの実利すべてを満たしています。新幹線のグリーン車は「もっと快適に、優雅に移動したい」というニーズを満たす、(1)「欲や快楽、夢や希望を叶えるため」に該当します。指定席は、(2)「恐怖や苦痛から逃れるため」に当てはまります。自由席だと座れずに立ったまま移動しなければならないリスクがありますが、指定席を購入すれば、座れないという最悪の状況を回避できます。そして、新幹線という移動手段そのものが (3)「時間を短縮するため」のものです。
あなたが日頃提供しているサービスや、あなたが得意としているノウハウなどは、(1)~(3)のどれかに当てはまるでしょうか。
3つすべてに当てはまれば最高ですが、どれか1つでも該当するようなら、それが、出版企画のテーマとなる可能性があります。