商業出版への近道、回り道
出版記念セミナーは出版人脈の宝庫
懇親会には積極的に参加すべし!
大規模なセミナーでなければ、たいていはセミナー終了後に著者と名刺交換できるチャンスがありますし、セミナー後に懇親会があるなら、著者や編集者と話をする機会を得られるチャンスです。
もちろん、これはきっかけづくりに過ぎません。「私も出版に興味がありまして……」くらいは話してもいいかもしれませんが、ここでいきなり「出版したいので、企画書を見てください!」お願いするのは、あまりにぶしつけですし、相手も迷惑するでしょう。「この人は自分のことしか考えていない。常識のない人だ」と思われたら、せっかくの出会いも台なしです。
ものには順序があります。人間関係のできていない人に対して、「出版したいので協力してください」と言うのはむしがよすぎます。あくまでもコミュニケーションができてからが勝負です。
そういう意味では、セミナー後に懇親会があるなら、ぜひ参加したいところです。懇親会ならゆっくり会話をする時間もつくれますし、お酒が入ってリラックスした雰囲気でコミュニケーションがとれます。もし意気投合することがあれば、「実は出版をしたんいんです」という話もしやすくなります。
ただし、最初は接点をつくるのが第一。編集者や著者と名刺交換ができれば、出版の入り口には立つことができます。