あなたの中に眠っている
本のネタを探せ

あなたが助けたい人はどんな人か?

読者ターゲットを明確にする

時間、お金、情熱を注いできたことや伝えたいコンテンツがあっても、「読者ターゲット」が定まっていなければ、せっかくのコンテンツを読者に届けることはできません。その本を手にとって読んでみたいと思う人がいなければ、出版する意味がないからです。
 
「本を通じて、あなたが助けたい人はどんな人ですか?」
 
このような質問をしたときに、具体的な言葉で表現できれば、それがそのまま本のネタになる可能性があります。
 
・「お金が貯まらなくて悩んでいる人を助けたい」→貯金をテーマにした本
・「人間関係が原因で会社を辞めることになった会社員を救う本を書きたい」→職場の人間関係のトラブルを防ぐ本
・「集客ができてなくて困っている小さな店舗の役に立ちたい」→小さな店舗が集客するためのノウハウをまとめた本
 
「困っている人を助けたい」は、本のテーマになりやすい切り口です。「かつての自分と同じような困った環境にいる人を救いたい」「クライアントを成功へと導いたノウハウをもっと多くの人に知ってもらいたい」など、自分の経験にもとづいていると説得力があります。
あなたは、どんな人の役に立てるでしょうか?
 
「あなたのおかげで助かった」「あなたがいてくれたからうまくいった」などと言われたことがあれば、その相手こそが、あなたがターゲットとすべき読者層です。