デビュー作ほど売れる可能性を秘めている
編集者が語る
僕たちはこんな著者を
求めています!
編集者のホンネ(2)
デビュー作ほど売れる可能性を秘めている
商業出版のハードルは決して低くはありませんが、それでも毎年多くの著者の方がデビューし、著作がベストセラーになることもあります。
出版の経験がないことをマイナス要素ととらえてしまう著者候補の方もいるようですが、それは誤解です。むしろ今まで1冊も書いていない方こそ、これまでの知識・経験を詰め込んだデビュー作を出版できるという意味で、チャンスがあります。ビジネス書のジャンルでは、処女作がベストセラーになった例は、枚挙にいとまがありません。
特に1冊目の本は、出し惜しみをせずにすべて出し切るつもりで取り組むことが大切です。短期的な「売れる」「売れない」は、タイミングや運の問題もあると思いますが、何冊も執筆依頼が舞い込み、「売れ続ける」著者の方は、総じて謙虚で、1冊ごとに全力投球。毎回、新しいことにも挑戦されているのではないかと思います。