書いた本を売るために
大切なこと

登場人物(関係者)を増やせ!

成功事例を紹介する

執筆するビジネス書のテーマによっては、知人や取材先の成功事例を実名で紹介することでも登場人物を増やすことになります。うまくいっている事例として、その人の取り組みやエピソードを掲載するのです。
私が以前、執筆した本には、複数の知り合いの成功者を事例として紹介させていただきました。
すると、そのうちの一人の経営コンサルタントが、その本を100冊も購入してくれました。理由を聞くと、「クライアントに本を配れば自分のブランディングになりますし、著者である松尾さんにも、出版社にも恩を売ることができますから」とのこと。彼は戦略的に、私の本を100冊も買ってくれたわけです。非常に賢い考え方だと感心しました。
彼の例は少々極端かもしれませんが、本の中に自分の名前や写真が出ることは、めったにあることではありません。それゆえに、積極的に本をアピールしてくれるのは間違いありません。
本の「協力者」を増やすことは、そのまま本の売れ行きにつながります。ぜひあなたなりのやり方で、登場人物を増やすことを考えてみてください。