ビジネス書の出版で、
あなたの人生は大きく変化する
出版のメリット(5):出版は最高の親孝行
出版を一番喜んでくれるのは両親
出版は、最高の親孝行になります。
本を出版すると、友人や同僚などまわりの人からやきもちを焼かれる可能性がありますが、唯一素直に喜んでくれる存在がいます。
それは、あなたの両親です。
両親にとって自分の子供が本を出版することは「誇り」です。だから、あなたが本を出版すれば、無条件で喜んでくれます。
2011年の春、私は『絶対の自信をつくる3分間トレーニング』(あさ出版)の刊行にあたり、出版記念講演会を開催し、その会場に両親を招待しました。
100人を超える聴衆の前で講演する私の姿を見せることが、最高の親孝行になると考えたからです。
今ではたくさんの本を出版させていただけるようになりましたが、35歳になるまでの私は親不孝者でした。当時父親が経営する会社に雇われていた私は、ろくに働いていないのにもかかわらず、役員報酬の名目で多額の「お小遣い」をもらい、ギャンブルにも興じていたのですから。
私が講師として壇上に立つ現場を両親に見せるのは初めてのことでしたから、2人はさぞかし驚いたと思います。
「自分はこうして頑張っています。お父さん、お母さんのおかげです」。私は、出版記念講演会に招待することで、そんなメッセージを両親に伝えたかったのです。
そして、講演会の最後で、私はちょっとした演出をしました。会場にいる両親にスポットライトを当てて、「今日は私の両親を会場に呼んでいます。私事で大変恐縮ですが、少しだけ親孝行をする時間をください」と切り出しました。そして、壇上から両親に感謝の言葉を述べたのです。
拍手とスポットライトを浴びて椅子から立ち上がった両親は、どこか照れくさそうに、そしてうれしそうな表情をしていました。人生最高の親孝行になったと今でも思っています。