編集者が語る
僕たちはこんな著者を
求めています!

編集者のホンネ(4)

「強いコンテンツ」さえ持っていれば、出版経験の有無は関係ない!

出版の実績があるかどうかは、それほど気にする必要はありません。これまで1冊も本を出していない方でも、自分ならではの光るコンテンツ、経験、実績があり、なおかつ、読者が求める志向性とマッチすれば、十分チャンスはあります。ただし、「どんなに苦しくても、本を出版しよう」という強い熱意があることが必須条件です。
したがって、私が著者候補を探すときには、「これだけは負けない」という強いコンテンツがあるかどうか、出版にかける熱意があるかどうか、そして人間関係の最低限のルールをわきまえた方かどうか、このあたりを重視しています。
とりわけ出版にかける「熱意」は大事な要素です。本が売れる著者は、総じて謙虚で、勉強(研究)熱心です。専門分野に対する姿勢はもちろん「、読者は何を求めているのか」「同テーマの売れ筋本では、どのような工夫をしているか」といった点を、よく研究し、それを原稿に落とし込む点についても、しっかり勉強しながらも、常に謙虚な姿勢で編集者の意見に耳を傾けています。
また、専門分野の話を、いかに読者にわかりやすく伝えられるか、その翻訳力も重要です。それができるかどうかで、本の売れ行きは確実に左右されていきます。