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すべてはプロフィールづくりから始まる

プロフィールから新企画が生まれることも

出版企画書をつくるうえでの肝は、「どんなテーマの本にするか」だけではありません。
企画テーマと同じくらい重要なのが著者プロフィールです。
たとえ自分が考えた企画テーマが編集者に評価されなくても著者プロフィールが魅力的であれば敗者復活が可能です。
 
ある社会保険労務士の資格をもった著者候補は、労働問題をテーマに出版企画書を作成しました。ところが、出版社の編集者はその企画書では出版はむずかしいと判断。通常であれば、この時点で終わって当然です。
 
ところが、その編集者はプロフィールにある「社会保険労務士のほか、行政書士、中小企業診断士など30以上の資格を取得した」という記述に注目、「資格勉強法をテーマにした本は書けませんか?」と逆に企画テーマを提案し、結果的にこのテーマで出版に至りました。
このようなケースは数多くあります。