ビジネス書の出版で、
あなたの人生は大きく変化する

出版のメリット(1):著者は専門家の証

まわりの見る目が変わる!

出版のメリットをひと言でいうと、「まわりのあなたを見る目が変わる」ということです。
 
これまでのあなたがそうだったように、「本を出した」と聞くと、一般の人は「この人はすごい!」と勝手に思い込んでしまうのです。
私が初めての本を出版したときも、叔父は「さすが、俺の甥っ子だ! 小さなころからただ者ではないと思っていた」などと褒めてくれましたが、私が出版する前は「コンサルタントなんて、詐欺師みたいなものだ」と散々こき下ろしていました。人の評価が変わってしまうほど、出版は大きなインパクトをもっているのです。
 
出版すると、まわりの自分を見る目が変わり、「専門家」として世間に認知されます。
以前、著者スクールに申し込んだ人から、こんな話を聞いたことがあります
 
「商工会議所で講師をやってみたいと思って登録しに行ったのですが、登録用紙に『著作欄』がありました。私は著書がないので何も書けず、『本がないと専門家として認められないのではないか……』と悔しい思いをしました。これが、私が出版しようと思ったきっかけです」
 
実際、「商工会議所では著作があったほうが承認されやすい」という話を聞いたことがあります。著書の有無が、専門家であるかどうかの基準のひとつになっているのだと考えられます。ちなみに、商工会議所で悔しい思いをした彼は、見事、出版を果たし、今は商工会議所でも講師として登壇しています。
 
専門家として認知されると、まわりの見る目が変わります。
 
私の会社の女性スタッフは、セミナーの準備や参加者への連絡など事務的な仕事もこなしてくれています。外から見れば「スタッフのひとり」と映るので、そっけない態度をとる人もいます。参加者の多くは、基本的に私の話を聞きにくるので、彼女の存在は軽視されがちです。
ところが、実は彼女は社会保険労務士の資格をもっており、著書も2冊あります。社会保険労務士の業界では知る人ぞ知る存在です。それがわかった参加者は、「すごいですね!」「著者さんなんですね!」と彼女を見る目が急に変わります。
もちろん、「上辺だけで人を判断してはいけない」と説教をしたいわけではなく、ここでは、「それほど著書をもっているかどうかが人の判断や評価を大きく左右する」と言いたいのです。著作があるかどうかで他者評価は大きく変わります。