北 宏志さま(第38期)

北 宏志さま(第38期)
《 著書 》『新しい教え方の教科書 Z世代の部下を持ったら読む本』
(ぱる出版)2023.10.14

出版の動機

私は毎年、念頭に一年の目標を設定することを恒例としています。2023年は「本を出す」ことを目標としました。そこで、出版の実績に定評があると聞いていた松尾先生にご連絡差し上げたところ、本スクールについて教えていただいたのです。ちょうど開講直前であったこともあり、ほぼ勢いで申し込みをしました。1月の講座で、「今年中に本を出すことが目標」とお話すると、スクールに関係する多くの方から「大丈夫だ」というお言葉をいただき、実際に10月に自著を出版することができました。

スクール受講前の悩み

露骨に営業活動をするコンサルタントは信用されません。しかし、新規のクライアントを獲得していかないとビジネスを発展させることはできません。どのようにして、認知を拡大していくかについて悩んでいました。書籍であれば、現在取り組んでいるZ世代と呼ばれる若手社員の研修やコンサルティングの紹介を嫌らしくなくできると考えました。

スクールに参加して良かったこと、苦しかったこと

良かったことは、たくさんの仲間ができたことです。業種を問わず、さまざまな年齢、バックボーンを持った個性的なメンバーとともに切磋琢磨しながら、オーディションというゴールに向かって頑張ることができます。それぞれの個性を活かしながら「オーディションは団体戦」という熱い気持ちで取り組むことができました。苦しかったことは、勉強会に参加する時間を確保することやオーディションでのプレゼンテーションに向けた準備や練習の時間を捻出することでした。当然、日常業務+αという形になります。「絶対にオーディションに合格し、出版する」という覚悟が試されているようにも感じました。

出版までの道のり

1月にスクールを申し込み初参加、3月にオーディション、4月に出版決定、7月に脱稿、9月に校正、10月に出版と、スムーズに出版にこぎつけることができたのではないかと思います。重版することが目標の1つでしたが、おかげさまで発売前に重版が決定しました。これもひとえに、松尾先生やコーチの先生方、同期や先輩方、編集者さん、執筆のサポートをしてくれた仲間のおかげです。自分の強みを活かし、弱みは周囲にサポートをいただくことで挫折することなく進めることができました。

できあがった本の感想

私は2020年に『ビビリの人生が変わる 逆転の仕事術』(発行:三才ブックス)を出版しており、今回は2冊目の出版でした。1冊目のときは、何がなんだかわからずに出版となりましたが、今回は「読者目線」「他者認識」などを意識し、前回の反省を活かした内容にすることができました。表紙のデザインや本の内容などについて、読んでいただいた方から「パワーアップしているね」と言っていただく機会が多くあり、自分の取り組みを代表する1冊になったのではないかと感じています。

出版後に変わった事

新聞や雑誌、Webでの書籍の紹介や、「Z世代の教育法」「リーダーシップ」というテーマでの講演や研修を依頼され、「Z世代の専門家」という認識をしていただけるようになったと思います。また、同期や先輩方の本がたくさん発売されているので、本屋さんに行くのが今まで以上に楽しくなりました。スクールを卒業しても、現在開講されているスクールにOBとして応援に行くことができ、旧交を温めたり、新しい方と知り合ったりすることができ、これからも時間を作って参加したい場の1つとなったこともうれしい点です。

著者スクールを検討している人へのメッセージ

興味があれば、迷わず参加するのが良いと思います。出版というゴール以外にも、新しい仲間ができたり、自分自身を再認識したりと多くの学びや気付きがあります。先述の通り、私もたまたま開講直前に問い合わせをし、勢い“のみ”で受講しましたが、かけた時間とお金以上の学びや経験を得られたと思います。本業が忙しくても手厚いサポートがあるので大丈夫です。スクールの場でお目にかかり、お話ができることを今から楽しみにしています!

プロフィール

株式会社ポールスターコミュニケーションズ 代表取締役
人材育成コンサルタント

 

大学卒業後、立命館大学に関係する中高一貫校で社会科教諭として勤務。その後「ララちゃんランドセル」を製造・販売する(株)羅羅屋に転職。中国での3年間の駐在中は経営幹部として部下80名を束ね、中国国内の売上を3年間で9.7倍に拡大させ黒字化させる。帰国後、日本とアジアの架け橋となり、教育をよりよくしていきたいという思いから、人材育成コンサルタントとして独立。
現在は、Z世代の若手社員の研修を中心に全国35都道府県で600回以上の登壇実績を持ち、これまでの受講生は17,000名を超える。受講者にやる気スイッチを入れる熱血講師として定評があり、「研修業界の松岡修造」の異名を持つ。大手企業や各種団体から依頼される研修・セミナーのリピート率は90%を超える。離職率低下の実績も多数。