坂井 洋子さま(第37期)

坂井 洋子さま(第37期)
《 著書 》『キャラ営業の極意』
(ぱる出版)2023.8.28

出版の動機

10年くらい前からずっと「マンガの本を出したい」と思っていました。
しかし残念ながら出版社から声がかかることもなく、時が流れていく中で、出版を叶えた友人がスクールを紹介してくれました。

スクール受講前の悩み

イラストレーターとして少しずつ仕事を広げていましたが、「マンガの本を出したい」「書籍や雑誌でマンガを描きたい」という希望はなかなか叶わずにいました。

スクールに参加して良かったこと、苦しかったこと

良かったことは、仲間ができ、本を出版できたことです!
企画書作りからオーディションまでを一緒に過ごす同期はもちろん、スクールの先輩や後輩たちとも交流ができ、卒業後もつながることができます。なかなか周りに出版している人はいませんが、スクール内では出版経験がある人ばかり。卒業後も、出版のことを相談できて頼りになります。さまざまな業界で活躍する前向きな人たちとの出会いはとても刺激になり、視野が広がりました。

 

苦しかったというよりちょっとショックだったことは、マンガの本が描きたかったはずなのに、会社員時代の経験を活かした「営業」を出版テーマにしようと決まったことです。とはいえ、コーチのサポートもあり、内容のブラッシュアップを重ねるうちに「自分だからこそ書けるテーマだ」と思えるようになり、自信を持ってオーディションに臨むことができました。

出版までの道のり

オーディションで発表した企画がぱる出版の会議を通り、出版が決定しました。
編集者さんとの打ち合わせの中で、マンガが書きたかったことを伝えると、本の中にマンガを入れていただけることに!飛び上がりたいくらい嬉しかったです。
文章も書き、マンガも描く、と一人二役での執筆はなかなか大変でしたが、困った時はスクールの先輩や同期からアドバイスや励ましをもらい、書き上げることができました。

できあがった本の感想

ビジネス書の営業本でありながら、マンガがふんだんに入った本が完成! マンガがあることで、より分かりやすく読みやすい本になりました。
全国の書店で自分の本が並んでいるのを見ると、とても嬉しく、信じられないような感覚でした。

出版後に変わったこと

まだ出版して4ヶ月ですが、最もうれしいことは、出版してから書籍のマンガの依頼を頂けるようなったことです。
また、新聞やWeb媒体の掲載依頼、講演の依頼など、露出する機会が増えました。
出版してからこんなに早く、やりたかった書籍のマンガの仕事ができている展開の早さに驚いているとともに、これからますます広げていきたいとわくわくしています。

著者スクールを検討している人へのメッセージ

「本を出すなんてすごいね」と周りの方に言ってもらえますが、予備校に行って勉強したので受験に合格できた、という感覚です。
自分が本を出せるのか不安な方は、セミナーに参加して、直接先生に尋ねてみることをお勧めします。常に出版を最前線で見ている先生が、忖度なく率直な意見を述べて下さるので、その意見を参考にして、スクールに入るかどうか判断するのがいいと思います。
また、私はスクール入学の時期を悩んでいる時に「そんなこと言ってたらおばあちゃんになっちゃうよ」と先生に言われ、最速のタイミングで入学し、入学から1年も経たずに出版できました。もしあなたが「いつか入ろう」と思っているなら、ぜひ今入ってください。そうしないと、おじいちゃん、おばあちゃんになってしまいますよ!

プロフィール

坂井 洋子(さかい ようこ)
イラストレーター・漫画家 べじこ®︎
大学卒業後、新卒でリクルートグループに入社。10年半の法人企業への企画営業、転職情報サイト立ち上げ部署でのスーパーバイザーの経験を持つ。
その後、起業支援を行うNPO での勤務を経て、フリーの漫画家・イラストレーター「ベじこ」に転身。
味の素「野菜摂取量向上プロジェクト・ラブベジ®︎のうた」「絵本仕立てのメニューブック」、「名古屋市営交通 100周年PR パンフレット」「愛知県多文化子育てブック」など大手企業や自治体の発行物制作に多数参画。
野菜ソムリエ、温泉ソムリエとしてもイラストや漫画の作品を発信し、キャラを活かして活躍の場を広げている。