野中 美希さま(第34期)

野中 美希さま(第34期)
《 著書 》『問題解決の最初の一歩 データ分析の教室』
(青春出版社)2023.1.23

出版の動機

「会社員の私でも本が出せるなら、チャレンジしてみたい」
これが私の出版の動機です。
漠然と「本って、どうやって出すんだろう」と思っていたところ、著者でスクールの先輩でもある上杉惠理子さんから、こちらのスクールをご紹介いただきました。数ある出版スクールの中では珍しい、受講者全員が出版を目指すスクールであることや、プロフィール作成で自分の強みを見つけることができるということを知り、まずは「出版実現セミナー」に参加しました。そこで懇親会にも参加し、直感的に「楽しそうな場所だな」と感じたことが決め手となりました。

スクール受講前の悩み

会社の外に出たときの自分の強みはなんだろう、と悩んでいました。
会社では一定の評価はいただいていたものの、それはチームの成果でもあるため、私個人として何ができるのかを、模索していました。

スクールに参加して良かったこと、苦しかったこと

スクールに参加して良かったことは、4つあります。

 

①業種や立場、年齢や性別もさまざまな、エネルギー値の高い方たちと仲間になれたこと

他の受講生と接する中で、多くのことを学び、自分の世界(視野)が広がりました。卒業した後も交流が続いており、会社員として過ごしているだけでは絶対に出会うことのできなかった方々だと感じています。

 

②他者から見た自分の強みを認識できたこと

これは、受講した理由のひとつだったので、たいへん良かったと思います。

 

③読者(顧客)の実利は何か、という思考を得られたこと

出版企画書を作る中で、読者の実利について徹底的に考えたことで、自分の思考パターンの一部となり、普段の仕事でも活かせるようになりました。

 

④本当に出版できたこと

スクールを受講してから約1年後に出版を実現することができました。とても嬉しく、チャレンジして良かったと思っています。

 

スクールでは、大変なことはあっても、苦しいと感じることはありませんでした。なぜなら、同期のみなさんやコーチ、先生方が様々なフィードバックをくださるので、とにかくその言葉を信じて前に進むだけだったからです。一緒にがんばる仲間がいることも、とても心強かったです。

出版までの道のり

青春出版社さんの企画会議を通り、出版が決まるところまではトントン拍子でしたが、その後からは孤独な戦いでした。まずは「データ分析」をストーリー仕立てで伝える本にすべく、章立てや類書との差別化を再検討しました。悩みに悩んでようやく章立てができた後は、執筆や図版の作成に追われ、一冊の本を作るということのたいへんさを実感しました。ただ、徐々に形ができて、ページのレイアウトや表紙のデザインが決まってくると、出版するという実感が湧いてきて、ワクワク、ドキドキしていました。

できあがった本の感想

初めて本を手に取ったときは、すぐには実感が湧かず、でも、ついにやり遂げた、というとても大きな達成感がありました。書店に並ぶ自分の本を初めて見たときの、嬉しさで手が震えるような感覚は、これまでに味わったことのないものでした。イラストレーターさんが書いてくださったイラストなども含めて、すべてがお気に入りの本になりました。
両親や親戚、友人、これまで仕事でお世話になった方が読んでくださったり、応援してくださったりしたことが、とても嬉しかったです。

出版後に変わったこと(ビジネス・プライベート)

会社の中では、ちょっとした有名人になりました(笑)
プライベートでは、他の受講生の方が主催するイベントやセミナーに参加して、そこから更にご縁がつながり、自分の人生が確実に楽しくなってきていると思います。

著者スクールを検討している人へのメッセージ

商業出版は営利事業ですから、出版するか否かを決めるのは出版社です。まずは、あなたの企画に興味を持ってくれる編集者に出会うことが鍵です。その編集者と繋いでくれるのがネクストで、しかもほぼ100%という高い確率です。受講料は投資として判断するのが良いと思います。容易に回収できます。「出版をしたい」と考えている方には最適のスクールだと思います。先生方やOBOGのみなさんのフォローが手厚く、なにより、一緒に出版を目指す仲間がいることが心強いです。出版の実績については十分だと思いますので、気になる方は、「出版実現セミナー」に参加されることをオススメします!

プロフィール

野中美希/株式会社日立社会情報サービス 技師。
1986年、静岡県浜松市生まれ。
静岡大学情報学部・情報学研究科・修士課程修了。
通信・金融系のシステムエンジニアとして、数百名の大規模プロジェクトをはじめ、多数のプロジェクトに参画し、システム開発の厳しい現場を経験する。
また、チームリーダーとして、チームの進捗や品質の管理、分析をする中で、厳しい状況を脱するためにはデータ分析が重要だと認識する。
さらにExcelのさまざまな機能を独学で習得し、データ分析と対策の実施を繰り返して作業効率や品質を向上させてきた。
著書に、「問題解決の最初の一歩 データ分析の教室」(青春出版社)がある。

 

合格率15%の国家試験、情報処理技術者試験の高度試験にも複数合格。
身に付けたプログラミング言語は10種類以上。
大学院生時代には高等学校情報科の非常勤講師を務め、入社後は社内研修講師を担当。 社外の民間企業でもセミナー講師を務め、同僚からも教え方がわかりやすいと定評がある。

 

趣味は、歌うこと、舞台鑑賞、着物を着て出かけること。