遠藤早智さま(第18&32期)
出版の動機
出版プロデューサーの松尾昭仁先生という先生がいることを、時短料理のビジネスをスタートし一年位経った頃、お世話になっていた方からお聞きし、先生の『出版実現セミナー』があることを紹介していただきました。
出版したいと思ったことには、3つの理由があります。
出版で私が世の中へ伝えていきたいことが広がっていくイメージができたこと。
時短料理のビジネスをスタートする前に、私の料理の思考が世界的に有名な近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片付けの魔法』の料理版ではないかとひらめいたのです。 二つ目は専門家としてブランディング。
料理の専門家は多数いらっしゃり、その中でも他者との差別化を図りたかったためです。
三つ目は、料理に悩んでいる人の背中を押してあげられる存在になりたいこと。
家族の事故後、私は精神的にどん底で誰にも相談できるレベルではなく、本を読むことで思考を変え前向きな気持ちになるきっかけとなったのです。自身も出版して、一冊の本から読者の希望となり行動に移す機会に繫がったら嬉しいと思いました。
出版する前の悩み
料理の先生、料理研究家が溢れる中、自身のビジネスの差別化やメリットを、なかなか理解してもらえなかったことです。
二人の娘の子育て中に、栄養と健康について勉強しながら料理を15年教えてきた経験があるのにもかかわらず、実年齢より10歳位若く見られ、料理の専門家、栄養・食の専門家としてなかなか見てもらえないことがありました。
そのため、仕事で最初に提示した金額を値下げしようとしてくるお客様がいらっしゃり困るので、何とかしたいと思っておりました。
スクールに参加して良かったこと、苦しかったこと
自身のビジネスに直結する一番書きたい内容で、商業出版できたことです。
出版後には、ホームページやSNSに掲載すると、個人のお客様だけでなく、大手企業様からの問い合わせも増え新たな仕事に繫がるようになりました。
また、出版前から出版後までラジオとオンラインライブで11件出演、東洋経済オンラインなどメディアに4件掲載となり、SNSを通じて多くの方々から信頼していただくことができ、質の良い仕事の紹介も増えてきております。
時短料理がテーマなのでレシピ本と思われがちですが、時短になるオリジナルの思考術を文章メインで、それに加えてレシピも一部掲載の料理エッセイのカテゴリーになります。ですので、執筆に加え、会場に調理を作りにいき撮影というのが一大イベントでした。
掲載するメニュー選び、テーブルやお皿選びと当日のスタイリング、食材準備と調味料、発送や当日の荷物、タイムスケジュール、事前に自宅で何度も調理し小物を合わせる、を3週間くらい集中しました。
こちらも今思えば相当大変だったことですが、楽しく取り組めたことが良かったです。 家族の介護をしながらの仕事をし、家族のサポートや事務作業、家事をこなす毎日の中で、出版スクール(著者養成講座)の最終日のオーディションの準備、執筆をしていくことは、かなり大変なことでした。
自宅の事は家族にも協力してもらい、また出版に関することは先生をはじめ諸先輩方のアドバイスとサポートのお陰もあり、何とか乗り切ることができました。
出版までの道のり
私は著者養成講座を2回受講したため、2度オーディションを経験しております。
1回目は4社が企画会議にかけていただきましたが通らず、4年後に再チャレンジし
6社から札が上がり、4社と面談。
最初に面談した出版社で、一番出したい内容が企画となり出版決定となりました。
何年もかかった分、出版決定してから出版までの大変さはさほど苦になりませんでした。
むしろ、出版に近づいているという嬉しい気持ちのまま絶好調で出版を迎えました。
できあがった本の感想
拙著のタイトルを検索してAmazon予約ができた時、出版社にできたての本を受け取りに行ったとき、書店で発売されているのを見に行った時には、長い準備期間の苦労も一気に飛び、喜びも一入でした!
両親を私の本が面陳されている書店へ連れていき、とても喜んでくれ親孝行ができました。
私の経験と、役立つメソッドと、読者へ伝えたい思いが、編集していただきより読者へ伝わる一冊の本に完成したと思います。
私のビジネスのペルソナは、40代の仕事を持つ子育て中の主婦ですが、本は男女関係なく、年代も20代から何と90代の方まで書店で購入されていることがわかり、想像以上に幅広い方々に読んでいただけていることが、とても嬉しいです。
出版後に変わったこと
出版まで応援して下さった方々から、仕事や人を紹介していただけることがとても増えました。メディアに出演や掲載されたことの影響もあると思います。
出版後には、確実に専門家としてみていただけるようになりました。
ビジネスを始めて2.3年に、ただ同然の仕事を平気で依頼するような人もいましたが、出張料理の仕事では利益が10倍から20倍になりました。
以前の悩みが一気に解決し、今後の仕事がますます楽しみです。
ビジネス著者養成スクールの受講を検討している方へ
毎日忙しく時間がなくて仕事と家庭の両立だけでも大変なのに、本当に出版できるのか?
時また、時間がないとできない、能力がないとできないなど、思い込んでいませんか?
実は私もそのような時期がありましたので、あなたの気持ちがよくわかります。
でも全く関係ありません。
私は、仕事と家事以外に、在宅での介護をしながら受講し執筆し出版を実現しました。
あなた一人の今の力ではなく、あなたの中にある世の中に役立つスキルや思考を、きちんと引き出してもらえるところが、この著者スクールです。
先生や諸先輩方が、他者目線であなたの素晴らしい部分を形になるサポートをしていただけますので、少しでも出版が気になっているのなら安心して受講してみてください。
出版が実現することを、応援致します!
プロフィール
遠藤 早智 (えんどう さち)
一般社団法人時短料理マイスター協会 代表理事
ダンドリクッキング®代表
22年間に延べ約7000名の料理指導。主婦歴29年。時間がなく料理が苦痛な人に、短時間で美味しく栄養バランスの良い3品を30分でラクに楽しく調理し、時間と心に余裕ができるサポートを行う時短料理マイスター®。
獨協大学外国語学部卒業後、旅行会社に勤務。莫大な仕事量を効率的にこなす段取り力と時短思考を体得。
料理に自信がなく結婚し、出産後家族の健康と仕事復帰、将来のため調理に没頭。苦手を克服し主婦のニーズより料理教室をスタート。家族の在宅介護からさらに時短になる料理の必要性に迫られ、時短思考ダンドリクッキングを考案し料理の時短メソッド伝授。
ベトナムのドンア大学にて日本の料理を講義、日本橋三越本店ワークショップにてセミナー調理実演、ラジオ出演多数、料理コラム連載。
著書『わたしも家族も笑顔にする幸せキッチン』。
資格:腸内フローラアドバイザー・サプリメント管理士・整理収納アドバイザー・中学高校教諭免許
趣味:旅行とプラン作成、着物、茶道、音楽