阿部恵さま(第33期)

阿部恵さま(第33期)
《 著書 》『1日1トレで「声」も「話し方」も感動的に良くなる』
(日本実業出版社)2022.9.29

出版の動機

「いつか本を出せたらいいなぁ」と憧れてはいましたが、どうしたら本を出せるのかわからず、そのままになっていました。
ところが、早稲田大学の社会人向け講座を担当することになった時、スタッフや受講者から「阿部先生、ご著書は?」と聞かれるようになりました。頻繁に聞かれるので、HPに掲載されている他の講師のプロフィールを見てみたら・・・著書がないのは私だけでした!著書があるかどうかが信頼に大きく影響するのだと、この時、痛感しました。
たまたまそんな折、友人である女性経営者の出版が決まりまして・・・。すぐさま詳細を聞き、ネクストサービスを紹介してもらいました。

スクール受講前の悩み

いわゆる〈話し方本〉はレッドオーシャンですから、その中で類書とどう差別化し、自分らしい‘切り口’を見つけられるのか悩みました。
また、同期にアナウンサーや司会業の方が他にも何人かいたため、「企画がかぶったらどうしよう」「受講を諦めようかな」と弱気にもなりました。しかし、見事に全員異なるテーマとなり、杞憂に終わりましたけどね(笑)

スクールに参加して良かったこと、苦しかったこと

1つは、出版企画書を自分で作成できるようになったことです。
私の場合、出版社から「こういうテーマで書けますか?」と、オーディション時の企画とは異なる提案をされました。大急ぎで出版社の意向に沿った企画書を作成。結果的には、タイトルも含め、それが著書となりました。これも自分で企画書を作成できるように、ネクストサービスで指導していただいたおかげですね。

 

もう1つは、出版後の反響です。
大手企業等からの研修や講演依頼が増えました。中には「阿部さんのスピーチ研修を新規事業として立ち上げたい」という企業もありました。
日経新聞、東洋経済オンライン、ダイヤモンドオンライン、Yahoo!ニュース等の大手メディアにも著者として掲載され、慶應義塾大学、同志社大学をはじめとした有名大学の図書館にも所蔵していただきました。

出版までの道のり

オーディション合格までは順調だったのですが、出版社の企画会議を通していただくまでに半年かかり、この時期が一番しんどかったです。しかし、書き始めてからはスムーズに進み、2ヶ月後には本文を書き上げ、イラストや表紙のデザインについて編集者さんと楽しくやりとりしているうちに、あっと言う間に発売日を迎えた気がします。
その頃にはすでにネクストサービスの同期も何人かが出版していましたので、販売促進についてもアドバイスをもらうことができました。私の場合、ありがたいことに全国の放送局のアナウンサー仲間が協力してくれ、ラジオ番組で数多く取り上げてもらいました。そのおかげもあってか、発売後即重版、3刷となりました。
オーディション合格からちょうど1年後、最適なタイミングで出版できたと思っています。

できあがった本の感想

発売日より一足早く出版社から本が送られてきた時は、さまざまな思いが込み上げ、感激しました。
大型書店に立ち寄った時には、なんと、私の本を手に取っている方に遭遇しました!これは嬉しかったですね。少し離れたところからしばし観察しておりましたら、まずは裏表紙の〈著者プロフィール〉、次に〈目次〉をじっくり読んでいらっしゃいました。ネクストサービスでプロフィール作成に時間をかけていた意味がわかりました。読者は必ずここから読むのだと〜。どういう方が読んでくださっているのかを初めて実感できた瞬間でした。

メッセージ

受講する前は「(価格が)お高いかなぁ」と思いましたが、いざ出版してみると、それを上回るリターンがありました。
何より、自分のビジネスの範疇では出会えないような各ジャンルの専門家である著者と知り合うことができたのは大きな財産でした。困った時には「○○さんに相談しよう」とすぐに頼れる存在がいるのは、心強いですね。

プロフィール

阿部恵(あべ めぐみ)

 

スピーチコンサルタント、合同会社Confill代表、
情報経営イノベーション専門職大学客員教授、江戸川大学非常勤講師
中部日本放送(CBC)元アナウンサー、元国会議員政策担当秘書
早稲田大学大学院卒業(国際関係学修士)

 

中部日本放送(株)にアナウンサーとして入社。イチロー、福山雅治をはじめインタビューした人の数は10,000人以上。TBS系列28局の中で最優秀アナウンサーに選ばれるなど数々の賞を受賞。その後、国会議員政策担当秘書へと転身。演説に困り涙する地方議員の姿をきっかけにスピーチコンサルタントの道へ。

 

スピーチ指導は元総理夫人、国会議員、市長、経営者など6,000人以上。
プレゼン指導では、「盛和塾世界大会稲盛経営者賞」、「中小企業大賞2022 優秀賞」、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY2019 オーディエンス賞」、テレビ東京主催「TOKYO STARTUP 出川2020 最優秀出川賞」等、勝率は95%超。

 

早稲田大学、江戸川大学等の高等教育機関、茨城県、品川区等の自治体、日系大手製薬会社、住友不動産販売、セールスフォースジャパン等の民間企業、高野山真言宗からも講演依頼を受ける人気講師である。