五十嵐淳哉さま(第35期)

五十嵐淳哉さま(第35期)
《 著書 》『ネット時代のやってはいけない病院・医師選び』
(青春出版社)2022.12.13

出版の動機

松尾先生のセミナーには10年くらい前に参加したことがありました。当時は、セミナー講師になるためのセミナーだったと思います。途中で1度、出版セミナーにも参加したことがありました。今回は、それまで、本を出したいと思いつつ、出せていなかったため、ネクストサービスさんから来たメールマガジンを見て出版セミナーに参加しました。懇親会に出た際に、同期の堤さんや、齋藤さんと話したことでようやく自分も踏ん切り(申し込み)がつきました。やはり、出版は高校生ぐらいからの夢でしたので、この機会を逃すと二度とチャンスがないかも知れないとも感じたことも大きかったです。

スクール受講前の悩み

30歳から起業して、会社経営は順調でしたが、足りないものがあったと思います。やはり知名度、ブランド力でした。また、出版している友人も多く、その後、飛躍的に仕事がランクアップしている感じがしたので、何とか、どこかの時点で出版が不可欠だと思っていました。ただ、タイミングを見つけることが重要でした。普通の生活ではこのような機会は得られないので、まずはセミナー参加が大切でした。

スクールに参加して良かったこと、苦しかったこと

良かったことは同期の中で互助精神が生まれたことでしょうか。お互いがこの年齢になって、切磋琢磨していくことはめったにありません。その機会は何物にも代えがたい経験です。
反面、最後のオーディションまでは精神的に辛い部分もありました。企画を考える、揉まれることは重要なステップだと思いました。また、出版が決まって本になるまでも、幾多の困難がありました。しかし、それも、著者の誰もがやっていることと思えば、乗り越えることは楽しみでもありました。

出版までの道のり

オーディション後に、出版社をまわり、営業活動を行いました。それから、企画が通過して、原稿を書き出します。本を書くのが初めてだったので、執筆が習慣化するまで時間がかかりました。ただ、松尾先生も言われていますが、毎日規則正しく書いていくことで、充実感のある生活になります。
また、これまで自分が感じていたことや、思っていたことを整理するいい機会になったと思います。原稿を仕上げて、イラストや、表などを整理していくことは、読者の方にとって重要だと思っていました。自分なら、わかりやすい本が身近に置きたい本だからです。当初聞いていたより早く本が出ることになって、少し慌てましたが、早く出ることは、時間を有効に使えることでもあると前向きにとらえました。

できあがった本の感想

初めての書籍が出たことは何とも言えない気持ちでした。しかも、正式な商業出版で出したことは、自分でも誇らしい気持ちになりました。また、本を自分でも読み返して、次回はもっと良く出来るとも思いました。いまは次回の本を出すことを目標に企画を考えています。八重洲ブックセンター、丸善丸の内本店でも平積みになっていたり、アマゾンの医療介護分野でも、10位台にランクしていることを見るとロングセラーで売っていきたいと思っています。個人的には、出版の目標が叶ったこと、会社経営者としても、一つのブランディングが出来たと思います。次はさらに現在の仕事に直接かかわる書籍を出したいと思っています。

メッセージ

【出版を目指す方へ】
もし、出版を検討されているようなら、早目に挑戦をすることをお勧めします。そして、それは多分通過点です。早ければ早いほど、出版(執筆)も上手になっていきます。それに伴う、販促もそうでしょう。逆に言うと、自分の未来像から出版が必要だと感じたらすぐにやるべきです。私は、これからも、もっと出版したい気落ちが高まりました。それは、人生の中で楽しみだと感じたからです。今まで、やってきた仕事の中でも最もエキサイティングな仕事の一つでした。ネクストサービスは、出版を実現させてくれる貴重なパートナーとなってくれると思います。

プロフィール

五十嵐 淳哉(いがらし じゅんや)
プレミアリサーチ株式会社 代表取締役・医業経営コンサルタント
明治大学卒業後、地方銀行に入社。その後、外資系商社に勤務。米国ケースウエスタンリザーブ大学留学。30歳で独立、会社設立。3年目に年商3億円を達成。40歳までに累計売上19億円を計上。その後、インターネットの普及と共に、事業を人材業にシフトする。2009年より、医療人材の有料職業紹介を専門に行うプレミアリサーチ株式会社を設立し、医師の登録3万名、転職支援800名以上を達成する。