濵島成士郎さま(第35期)

濵島成士郎さま(第35期)
《 著書 》『老後の不安がなくなる50歳からのお金の増やし方』
(三笠書房)2023.1.16

出版の動機

起業して4年、事業を拡大していくためにマーケティングが大きな課題となっている中で、経営者仲間や友人からよく「本を出すと良いよ」とは聞いていました。本は認知を広げ、集客と採用にも活かせるマーケティングツールであると考え、出版に取り組みたいと考えるようになったのが動機です。

スクール受講前の悩み

ちょうどその頃、出版社から営業メールが頻繁に届くようになっていました。数社の話を聞いてみましたが、いずれも多額の費用(500万円~800万円程度)が掛かるとの話で、それだけの費用をかけることは難しい、またそれだけの費用をかけて本当に効果が見込めるのか判断ができず、悩んでいました。
弊社の顧問弁護士が本を出していたことを思い出して相談したところ、「それは自費出版だよ、自費出版だと本屋さんには並ばない可能性がある、やるなら商業出版の方が絶対に良いよ」とアドバイスをもらいました。さらに、ネクストサービスの出版スクールをきっかけに出版したこと、スクールでは「他社目線」を学んだことがとても大きかったことを聞き、ビジネス著者養成スクールを紹介して頂きました。たまたま翌々日にプレセミナーがあることを聞いて出席、受講を即決しました。

スクールに参加して良かったこと、苦しかったこと

良かったことは多彩な人と知り合えたことです。経営者や大きな会社の役員や会社員、塾講師、主婦起業されている方など、職業も立場も年齢も多種多様な人たちが集っていました。出版したいテーマも様々で、今まで自分には全く縁がなかった分野のお話も多く、とても勉強になりました。
苦しかったことはスクール3、4日目の企画書作りです。眠い目をこすりながら深夜2時まで書き、早朝5時に起きて仕上げました。とてもしんどい思いをしましたが、今となっては全て良い思い出です。

出版までの道のり

スクール最終日のオーディションを経て、3社の出版社と面談しました。
結果的に三笠書房から出版が決まったのですが、「文庫本で出したいがどうか」との提案を受けた時は面食らいました。「単行本で売れた本が文庫本として改めて出版される」との認識があったからです。スクールの先生 松尾さんに相談したところ、「三笠書房から文庫本で出版はすごい!ぜひその提案に乗るべし」とのアドバイスを受け、文庫本として出版を目指すことになりました。
5月の後半以降、平日は帰宅してから寝るまでの1時間と土日を利用しての執筆活動が始まりました。担当の編集の方からは原稿を送るたびにあらゆる箇所に赤ペンが入り、章の構成もたびたび変更になりました。気持ちのこもったやり取りが続き、まさに熱血指導を受けました。
11月1日に、出版日が2023年1月16日に決定したこと、逆算すると2022年12月8日が完全校了日であることを告げられました。尻に火が付き、11月の土日は終日缶詰めで原稿執筆に取り組みました。最後は仕事でもこれほど集中したことは無いほど、集中して取り組みました。執筆に取り組んだ7か月はとても濃い時間でした。

できあがった本の感想

前述の通り、文庫本での出版です。実際に手にしてみると、「小さい、軽い、安い!」気軽に購入できる、文庫本ならではのメリットも実感しました。編集の方の提案、そして松尾さんのアドバイスが正しかったことを心の底から実感しました。
書店で並んでいる自分の本を見ると可愛くて仕方ありません。ことあるごとに書店を探し、置いてなければがっかりし、あれば嬉しくなって必ず買ってしまいます。まるで我が子のように可愛いです。
また、初版部数は11,000部と無名の新人著者の本としては異例の部数になりました。出版社からの期待の表れでもあり、三笠書房から出版出来て本当に良かったと思います。

メッセージ

まだ出版したばかりであり、当初の目的が達成できるかどうかわかりません。しかし、出版に向けて行動したことはかけがえのない経験となりました。取り組んで本当に良かったと思います。
ネクストサービスは多様性に富んだコミュニティです。同じ目的に向かって突き進む仲間意識もあり、たくさんの友達が出来ます。新たな世界が開けます。あなたもぜひチャレンジを!

プロフィール

濵島成士郎(はましま せいじろう)
1965年神戸市生まれ。信州大学経済学部卒業後、新日本証券(現みずほ証券)に入社。
資産運用や法人営業に従事し、横浜西口支店他4店舗の支店長を務めた後、独立。
真にお客さまのお役に立つ金融サービスの提供を目指し、株式会社WealthLeadを創業。
日本証券アナリスト協会認定の最難関「シニア・プライベートバンカー」資格を保有。「お金のパーソナルコーチ」として、経営者や富裕層から絶大な信頼を得ている。
投資の文化を広め、人と社会を豊かにすべく、老後の資産形成プランニングや投資教育にも取り組んでいる。