石川有生さま(第33期)

石川有生さま(第33期)
《 著書 》『人の話は、ただ聞けばいい』
(自由国民社)2022.12.27

出版の動機

本を出版した友人に誘われて、ネクストサービス株式会社の出版実現セミナーに参加をしました。
そこから今まで考えたこともなかった出版を意識するようになりました。

 

セミナーに参加し後、何人かの著者の方とお話しをする機会を得ました。
「出版して出会う人が変わった」「本を出したら親が喜んだ」「本から仕事が増えた」など、皆が口を揃えて出版してよかったと言っていたのが印象的でした。
いよいよ自分の中で出版への思いが身近なものになってきました。
その後、一大決心をしてネクストサービスの出版スクールにお世話になりました。

スクール受講前の悩み

スクール受講前の一番の悩みは、自分なんかが本を書けるのかということでした。本を出版したいけれども、書きたいテーマや内容が全く浮かんできませんでした。そもそも自分なんかが本を書く資格があるのだろうかと、一人で悶々と悩んでいました。

 

スクールが始まるとあっという間に悩みは解消されました。スクールが始まるとまず人生の棚卸しをする機会があり、またそれを元に自分のプロフィールを作成しました。それを客観的に評価してもらい、書くべき内容を引き出してもらうことで本の企画書を完成することが出来ました。

出版して良かったこと、苦しかったこと

良かったことは三つあります。

 

一つ目は、本を読んだ方からの感想が何よりも嬉しかったです。執筆や出版の苦労はどこかに吹き飛んで行きました。大企業で役員までされていた方から感想をいただいた時は驚きました。感想は「この本の言うとおりに出来ていたら、私はきっと社長になっていただろうと思います。」という内容です。

 

二つ目は、活動の幅が広がったことです。
私は「人の話は、ただ聞けばいい」というタイトルの本を出版しました。本の内容は、もちろん聞くことについてです。出版を機に、話を聞くサービスや活動をされている企業や団体からセミナーや講演の依頼をいただきました。今までになかった仕事の広がりです。

 

三つ目は、両親が喜んでくれたことです。
出版が決まった時も、本が手元に届いた時も一番に親に報告をしました。両親ともしっかりと読んでくれて「いい本だね」と言ってくれました。最高の親孝行にもなった気がします。

 

苦しかったことはそんなにありませんが、強いて言えば執筆作業です。普段の仕事や活動に加えて、慣れない執筆作業だったの最初はなかなか筆が進みませんでした。

出版までの道のり・できあがった本の感想

表紙が決まった時にいよいよ本が出来上がるという嬉しさが込み上げてきました。
実際に本が手元に届いた時には、言い表せない喜びがありました。
また、一冊の本が完成するために関わってくださる人の多さにも驚きました。それを知って、大切に届けていきたい、一人でも多くの人に読んでもらいたいと心から思いました。

メッセージ

ここまで読んでくださった方、是非とも出版にチャレンジしてください。出版をするのなんて考えたこともなかった私でも本を出版することができました。
出版社への直接の持ち込みや、出版社からのオファーを待つことも一つの手ではありますが、いつ実現するかわかりません。それなら、ネクストサービスにお世話になるのが一番の近道だと断言します。出版は人生を変えます!

プロフィール

牧師。会いに行くキリスト教会の牧仕。
1989年、神奈川県逗子市生まれ。東北大学理学部卒業後、牧師になるために神学大学院へ進学。一般の教会の牧師を辞め、会いに行くキリスト教会を始める。「ともみん」と呼ばれ牧師活動をしている。

 

一般的な日本の宗教観の家庭に育つが、高校生の時に親友が病死をしたことを機に生きる意味を考え始める。そんな中、大学の時に誘われるがまま教会に行き始め、聖書の教えとキリストの愛に感動しクリスチャンとなり、今度は自分が愛と希望を伝えるために牧師となる。

 

大学2年生の時に東日本大震災を経験し、直後からボランティア活動に参加し以後7年半の間関わり続けた。その後、ブラック企業で働き、カルト宗教団体にいたこともあり、牧師として働く中でうつ病を3年半ほど患う。震災や病気の時に助け寄り添ってくれる人たちの存在があったことが強烈に感謝として心に残り、自分も誰かのために生きたいとの思いを新たにし「会いに行くキリスト教会」を始める。

 

建物の教会堂を持たず、日本中どこにでも誰にでも無料で会いに行く活動で、年間500人以上に会い、これまでの依頼数は2500件を超える。