坂口康司さま(第25期)
《 著書 》『堅実な資産運用をしたいならこの1冊! レンタルスペース投資の教科書』
(自由国民社)2022.7.1『カメラマンになっていきなり月収を100万円にする方法』
(自由国民社)2023.9.5
出版の動機
営業活動をしなくても仕事が変わる仕組みづくりと、低単価作業から逃れるため、「権威性の獲得」そして「差別化を図ること」が出版の動機です。
スクール受講前の悩み
独立したばかりの段階で、金銭的に余裕がない状態で、決して安くはない授業料には躊躇しました。
しかし、既に出版が決まっている友人から「出版は広告費として数千万円相当」という話を聞き、長期的に見て受講料を上回る利益が得られると確信しました。
また、このスクール前に受講した説明会を兼ねたセミナーでは、多くのOB・OGが参加しており、そのコミュニティの価値を強く感じました。
大企業の役員や活躍する専門家たちと交流する機会は、起業したての私にとって非常に魅力的な環境でした。結果的に、ビジネスの拡大と個人の成長の観点から、スクールへの参加は大正解でした。
スクールに参加して良かったこと、苦しかったこと
良かったことは次の3つです。
・出版が実現したこと
・有名メディアに掲載されたこと
・素晴らしい人々との出会いが増えたこと
まず、出版が目的でスクールを受講したため、無事に商業出版できたことは大きな成果でした。その結果、東洋経済オンライン、日経新聞、その他の経済メディア、ヤフーニュースなどに掲載され、上場企業で出版記念イベントを開催することもできました。
出版がわずか30歳の時でしたので、このような実績を持つことは、これからの長いキャリアの中で非常に価値のある経験だと思います。さらに、幸運にも二冊目の出版も決定し、引き続き執筆活動を続けています。
一方、苦しかった点は出版までに時間がかかったことです。
他の同期生は卒業後すぐに出版が決まっていましたが、20代でまだ経験が少ない私は、出版までが大変でした。
編集者に説得力のある実績やプロフィールを示すことが必要でしたが、それがまだ十分ではありませんでした。それでも、私ができることは、諦めずに行動を続けることだけでした。
スクールを通じてご縁を持つことができた編集者に対し、何度も企画書を提出し、その都度ダメ出しされる経験を繰り返しました。しかし、その間に目立つ実績が増え、素晴らしい編集者と出会うことができ、時間はかかりましたが、最終的に出版することができました。
スクールの卒業生の中には、ごく少数ですが出版できない人もいます。しかし、私のように時間がかかるものの出版できる人もいます。出版できるかできないかの違いは、諦めるか否かにあります。
松尾先生を始めとするスクールのOB・OGの皆さんが応援してくれる限り、諦めずに動き続ければ、出版できる環境がスクールには整っています。
出版まで・出来上がった本の感想
1冊目の出版が決まった後、出版されるまでの期間はとても短期間でした。
業界内で最初にリリースする必要があったため、編集者と共に、文章作成から校正までを約2ヶ月で完了させました。本来ならもっと時間を要するプロセスを、短期間で終了することは確かに困難でしたが、今思えば楽しい記憶となっています。
完成した本を手に取ってから約半年が経ちますが、「出版によって人生が劇的に変わるわけではない」というのが率直な感想です。
著者という肩書は得られますが、だからといって別の人間になれるわけではありません。私は、日々の積み重ねが未来を変えると考えています。それでも、本を出版したことで、人生がより良くなる速度は確実に加速しました。
出版からまだ半年しか経っておらず、ビジネス面で大きなリターンを得たわけではありませんが、指数関数的な成長フェーズに入っていると感じています。
出版しない5年後と、出版した5年後を比べれば、全く違う未来を創り出せるでしょう。
出版のタイミングが早ければ、その恩恵を享受できる期間も長くなります。
だから、著者スクールへの参加を迷っている方には、早めに参加することを個人的にお勧めします。
メッセージ
出版は、自分だけでなく、周囲の人々にも価値を提供するものだと感じています。
自分のビジネスや人生が変わるという自己価値は言うまでもありません。しかし、それだけではなく、家族や応援してくれる人々、そして読者にも価値を提供します。
私が出版したことで、本屋で私の本を見つけては喜んでメッセージを送ってくれる人もいました。
また商業出版は、読者がいて初めて成立します。
読者に価値が提供できると編集者や出版社が判断し、それが出版に繋がります。
本のテーマにより、その価値は異なりますが、読者の人生を向上させるきっかけやアイデアを提供し、内容によっては他人の人生を変えることができます。
自分自身、身近な人々、そして社会全体に価値を提供する出版を、ビジネス著者養成スクールで一緒に目指しませんか?
プロフィール
トータルクリエイツ株式会社 代表取締役。
法政大学経済学部卒業後、東証一部上場のITベンチャー企業に入社し、営業と新規事業開発に従事。
その後、新たに設立されたベンチャー企業に移籍し、海外向けの写真撮影サービスの立ち上げに貢献、カメラマンとしてのキャリアを開始。写真撮影サービスや新規事業の開発・拡大に尽力し、その成果が認められ執行役員に昇進。
しかし、幼い頃からの独立願望を抱き、会社を退職。
独立後、ITとマーケティングの知識を活かしたカメラマンとして、レンタルスペースを中心に賃貸、新築マンション、宿泊施設などの写真撮影を行い、売上に影響を与える。
また、動画制作やビジネス向けYouTubeアカウントのプロデュースなど、カメラとITの領域でビジネスを拡大。
2022年7月に『堅実な資産運用をしたいならこの1冊! レンタルスペース投資の教科書(自由国民社)』を出版。東洋経済オンライン、ZUU online、幻冬舎ゴールドオンラインなどに記事が掲載。