佐々木順子さま(第27期)
出版の動機
自分の経験・想いを伝えたい、形にしたい、というシンプルな気持ち。それに尽きます。
スクール受講前の悩み
実は私はすでに一冊出版していました。それは人間関係とタイミングで、思いもかけずスムーズに実現しました。
ただ、そこでは言い残した想いがたくさんあり、ぜひ次の本を出したいと思い続けていましたが、
「テーマをどうすればいいのかわからない」
「ターゲットをどうすればいいのかわからない」
「どう書けばいいのかわからない」
「誰に、何をすればいいのかわからない」
・・と全く動けない状況でした。
スクールに参加してよかった事・苦しかった事
授業は先生の第一声から目からウロコの連続。
本は何のために出すのか。
誰のために出すのか。
自分の棚卸し。
他者目線。
出版社、編集者視点。
やはり出版という目標に向かって授業が組み立てられているスクールの講義の内容の充実はすばらしかったです。
これに加えて、同じ目標に向かって進む、普通であれば会うことのできないような仲間ができたことは得難い経験でした。今もお付き合いは続いています。
苦しかったことは、自分を掘り下げる作業。企画を掘り下げていく作業。まあ、本を作るという過程で当然通らなくてはならない道ではあるのですが、楽ではありませんでした。ただ、先生による適切なガイドと、同期・先輩による励ましもあり、完遂することができます。
出版まで・できあがった本の感想
オーディションでは7社に手を挙げていただき、うち1社で早々に出版の確約をいただきました。とはいえ、企画を詰めていく中で二転三転し、方針がほぼ固まったのは2か月後。そうこうしているうちにコロナが世の中に蔓延。ある意味時間ができたのは原稿完成には良かったのかもしれません。
完成した本は、働く後輩女性へのメッセージが詰まった一冊。できあがったあとは、講演依頼がいくつか舞い込み、実際に想いを伝える機会をいただきました。本を出す意味を改めて感じました。
メッセージ
本を出すって自分の辿ってきた道を形にして残すことです。
そのためには何をやるべきか、なぜやるべきかをきちんと教えてくれるネクストサービスのような学校に入ることが結局早道なんです。
ぜひ「あなた」を形にしてください!
プロフィール
佐々木順子(ささきじゅんこ)
兵庫県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、日本IBMにシステムエンジニアとして入社。一貫してサービスビジネスに関わる。2007年に執行役員。IBMアジア統括部署であるIBMアジア・パシフィック本部やIBMチャイナに出向し、グローバルリーダーとして活躍。チャイナでは2300人の中国人のチームを率いた。
50歳で日本マイクロソフトに執行役として入社、カストマ―サポート部門、法人サービス部門を統括する。55歳を過ぎてからさらに日本のベンチャー企業の営業本部長、米国のセキュリティ企業のサービス部門トップ、ドイツの製造業の日本法人社長とキャリアを重ね、現在は安川電機、三井住友信託銀行、阪和興業、ジェミニストラテジーグループの取締役として、企業の経営アドバイスを行う。
これまでリーダーシップ、プレゼンテーション、女性活躍推進、ダイバーシティ、グローバルチームでの働き方をテーマに、講演・研修を100回以上開催、高い評価を得ている。APECや外務省主催のWAWの会議でのパネリスト。自己表現・コミュニケーションの科学であるパフォーマンス学を教える最上位資格である、エグゼクティブパフォーマンスインストラクターの認定を(社)パフォーマンス教育協会から受けている。
趣味の観劇は年間70~90本、劇評には多くのファンがいる。ロックとゴスペルを歌うアマチュアシンガーで毎月のようにステージに立つ。