大森静代さま(第9期)
《 著書 》
『働きながら60歳で慶應義塾大学を卒業した私の生涯学習法』
(合同フォレスト)平成27年12月25日発売
『しなやかに凛として: 忙しければ悩まない 悩む暇あったら歩きなさい』
(合同フォレスト)2023.8.1発売
出版するのが夢だった
フェイスブックの友人Aさんの出版記念パーティーに出席した時に、もう一人の友人Bさんから松尾先生を紹介していただきました。
Bさんは、少し前にすでに出版していました。AさんもBさんもこのスクールを受けて出版への道が開けたのでした。
Webで松尾先生のこと、ネクストセミナーのことを検索しました。最終日に出版社のオーディションがある著者養成セミナーであり、私の友人二人が、すでに出版しているのです。信用がおけると思いました。「幸運の女神には、前髪しかない」(レオナルド・ダヴィンチ)といいます。チャンスは逃してはいけない、セミナー受講を決意しました。
きつかったけど充実していたビジネス著者養成講座
毎回、多くのことに気づかせていただいているうちに、自分が成長していく(成長させていただいている)のがわかりました。松尾先生は、昼食の時も懇親会の時も常に適切なご指導をして下さり、感動しました。
スクールの目的は、出版社で通る企画書を書くことでしたが、セミナーはプロフィール作成から始まりました。プロフィールは肩書や経歴ではなくて、企画書のテーマに合った「著者プロフィール」であること。自分を客観的に見て書くプロフィール、現役でない私に書けることがあるのかと途方に暮れましたが、松尾先生が私の個性を引き出して下さいました。充実した内容でした。
若い人に交じってのセミナーは、69歳の私にはハードでした。何回かの徹夜はきつかったです。挫けなかったのは「出版」という夢を実現したかったことと、先輩の親身のアドバイスや応援、「全員合格」を目指して心が一つになった同期の仲間の支えでした。
出版して生きる世界が広がりました
出版すると世界が変ります。サインを求められます。本を読んで慶應義塾大学に入学、通信教育課程で学び始めた人が数人います。出版社に、感想を送って下さった方も。自分の本が人に影響を与える、夢のようです。講演の話もいただいています。
書店だけでなく、慶應義塾大学の生協の書籍部から声をかけていただき、「慶應本コーナー」に並べていただいています。
高校の恩師が本を読んで感動して下さり、電話をくださいました。先生は、本の感想を細かく述べて下さいました。そして、本に書いてある私の卒業論文を所望なさいました。光栄でした。
本を書けば、自分の名前が残ります。お金で買えない財産。
本は「永遠の財産」。あなたも残せますよ。
プロフィール
1945年、東京生まれ。都立駒場高校卒業。後年、慶應義塾大学卒業。
中学・高校在学中に大病を患い、高校へは一時期病院から通学。勉強の遅れから大学進学を断念し就職。結婚するも12年で離婚、その後女手ひとつで子ども二人を育てた。
子どもの手が離れたのを機に悲願であった大学進学を目指し、48歳で慶應義塾大学に入学、通信教育課程で学ぶ。
勉強と仕事、家事をこなしながら、失業・再就職を繰り返す中で、職業訓練校に入学。50歳で簿記や電卓の資格を取得した。その間も大学は継続。卒業率3%の難関を乗り越え60歳で卒業。
「いくつになっても何かを学ぶのに遅いことはない」を信条としており、現在は、ボランティアでの清掃をはじめ多くの活動を通して、情報機器を使いながら、ポジティブ思考による人と人のコミュニケーション作りをしている。
大学通信教育を卒業するためのモチベーション維持と、効率よく単位を修得できるノウハウは、生涯学習を志す多くの中高年から絶大な支持を得ている。